レディ・プレイヤー1に呆れるもエ~ガね

スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』を観た。オタクの祭典!? ゲームと映画の融合? すごかった。呆れた。呆れるほどにすごかった。

https://youtu.be/BlTCXShunpI

30年ほど先の未来。ある意味、現実以上になったバーチャルリアリティの世界を描く。その世界が“オアシス”だ。
キャメロン監督の『アバター』とは少し違うが、『レディ・プレイヤー1』でも主人公たちは現実とバーチャルの世界を行ったりきたりする。ゴーグルひとつで…。
同種といえる映画には『エンダーのゲーム』もあったかな。

『レディ・プレイヤー1』の原作は「自分の好きな1980年代のポップカルチャーをすべて入れたかった」というアーネスト・クラインの「ゲームウォーズ」。
だから、当時のポップカルチャーが絡む。スピルバーグ監督好みのも絡む。まばたきしている暇がない。ポップカルチャーへの謳歌。オマージュやパロディや知的財産がてんこ盛りであふれ出す。

キューブリック監督の『シャイニング』が出てきたときには思わずニンマリ。原作者のスティーヴン・キングは映画が気に入ってなかったとか、そういうオタク知識超満載。
『アイアン・ジャイアント』が出てきたのもうれしかったな。ガレージの中やあれもこれも…。

わしだって結構詳しいほうだと思うが、多分…半分くらいしか認識できなかった。一瞬通りすぎた今のはもしかして…みたいな。あと数回、映画を観るしかない。次は吹き替えで。いや、それでも観逃すだろうから、DVDを買って静止しながら確認するしかない。
いやはや、スピルバーグ監督は…何てすごい映画をつくったんだ。呆れてしまう。

思い起こせば、わしはスティーブン・スピルバーグ監督のデビュー作からリアルタイムで観てきた。彼が25歳でつくった『激突』はもともとテレビ映画だから公開時に観たかは微妙だが、とにかくほとんどすべての作品をリアルタイムで観ている。

熱心に観つづけてきたのは、単に好みというだけではなく、彼が黒澤明監督の弟子を自認してたことも大きいかもしれない。
黒澤映画といえば、ひとりのキャラのアバターは鎧武者姿の三船敏郎じゃないか。と、こんなふうに書き出すとキリがない。あのキャラもこのキャラも…。

“オアシス”のバーチャルリアリティの世界はホントにすごいが、スピルバーグ監督はアナログ時代の人だから現実世界も描き、そこに落とし込んでくれる。バーチャル世界に逃げてるだけじゃダメだよ、といってる気がする。だから、すごくおもしろかったというだけでなく、わしはそこにすごく安心感を持った。そこが好みの分かれるところかもしれないけど…。

それにしても、映画という表現はすごいところに来てしまったもんだ。
表現技術が変われば当然、内容も変わる。昔は映像から想像することを求められた。今は受け止めることを求められる。多分、昔の映画のような感動を求めてはいけないのだ。

360度画面に飛び交うホログラム登場人物。家に帰れば、人間の知能を超えたAIのホログラム奥さん。そんな日も近いかもね。わしらはすごい…おもしろい時代に生きているようだ。

素晴らしき日曜日にするもエ~ガね

黒澤監督の没後20年を記念して…というわけでもないが、大昔に映画館で観た『素晴らしき日曜日』をDVDで観た。
黒澤作品は当然、全30作のすべてを観ている。中でも好きな作品はそれこそ30回とか…もう、覚えるくらい観ている。でも、この小品は3回しか観てなかった。

https://youtu.be/EFDwEefYJlk

黒澤映画は日本映画の中にあってダイナミックで洋画のようだった。そこが好きだった。ところが、この『素晴らしき日曜日』は…重く暗く貧しく、生々しくジメジメした感じがして嫌だった。黒澤映画らしくないと位置づけていたのだろう。

『姿三四郎』で監督デビューして、確か『素晴らしき日曜日』は6作目。昭和22年の作品で、このころはいわゆる青春ものが多い。黒澤監督も若かったんだな。
この次の作品でやっと三船敏郎が出てくるわけだが、今回観直して…新鮮というか、昔とは少し違う印象を受けた。三船の登場以前に、黒澤明の演出の形はすでにできあがっていたんだなぁと痛感した。

『素晴らしき日曜日』は笑いも多く、明るく希望に満ちている。喫茶店から音楽堂へとつづくラストは、今観ても色あせない。
黒澤監督らしい作品だったんだなぁ。場面場面で、後の数々の黒澤映画を思い出させた。

今ごろになっての大発見だが、『素晴らしき日曜日』には…ディズニーの『ファンタジア』の影響もあるのかもしれない。

こんな夢を見た

彼女とふたりで店の前に来た。
そこは階段がなく、ロープで2階にあがる。
カラオケの店だが、祭りの準備で荷物置き場になっている。
わしはフンガイして、彼女をカバンにつめて…帰る。戻ってカバンを開けると彼女がいない。
「この子か?」と店の人が下膨れの赤ん坊を差し出す。わしは「違う」といって彼女をさがすために山に登っていく。意味不明。

「そんなおもしろい夢を見るなら、映画観なくてもいいじゃないか」という人がいる。う~ん。
今までに観た映画が夢の中で迷子になってるんじゃないかな。それにしても…夢の舞台がいつも似てる。田舎と都会が同居してるのだ。わしの夢はいつもこんなん(笑)。

東京に出てきて40年以上になるけど、心は今でも山の中を彷徨っているのかもしれない…。

ウイッカーマンを思い出すもエ~ガね

いやはや、観てしまった。『ゲット・アウト』というキモくてコワくてオゾましいのを…。でも、今はこの映画のことを書かない。ネタバレになるといけない。

で、今回はこれを観て思い出した『ウイッカーマン』のことを書こう。『盗まれた街』や『アンダー・ザ・スキン』も思い出したが、それはこの次だ。

https://youtu.be/Alw9tnTgy7w

記憶は確かではない。『ウイッカーマン』はニール・ラビュート監督でニコラス・ケイジ主演。アメリカ映画だが、元はイギリスのものらしい。そうか。クリストファー・リー主演の『ウイッカーマン』のリメイクか。今度、渋谷のツタヤでDVDを探してみよう。

ということは、ウイッカーマンという土着の風習だか木製人形だかはイギリスに伝わるのだろうか。スコットランドとか? よくわからない。

警官が昔の彼女から助けを求められてある島に行き、そこで怖い思いをする。もっとも、主役のニコラス・ケイジが明るいから…キモくてコワくてオゾましいというほどではなかった。不思議な話なのだ。

ベルゼブブ? ドルイド? ペイガニズム? キリスト教以前の? よくわからない。
死と再生の儀式? 同じようなことがエジプトでもインカ帝国でもあったらしい。古代の宗教儀式として…似たようなことが世界のあちこちであったのだろう。映画は奇妙だが題材は興味深い。
ま、日本だって巫女の国だったわけだし…。

とにかく、『ゲット・アウト』を観て『ウイッカーマン』を思い出したのだが、おもしろ気色わるい『ゲット・アウト』の予告編はこ・れ・だ…!

https://youtu.be/UZzukBZhvSU

プロフィール

ネコタル爺

Author:ネコタル爺
FC2ブログへようこそ!
ネコ爺ことネコタル爺の高峰 至です。

http://neko.a.la9.jp/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR