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刑事ジョン・ブックを思い出すもエ〜ガね

先に『ブレードランナー』のことを書いたので、この映画を書かないといけませんね。
ハリソン・フォードが出た映画は『アメリカン・グラフィティ』や『スターウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』などなどいろいろ観ましたが…もしかすると、これが一番好きかもしれません。それが『刑事ジョン・ブック 目撃者』です。

『刑事ジョン・ブック 目撃者』は1985年の作品で、監督はピーター・ウェアーでした。
http://www.youtube.com/watch?v=j6HqdBJ8oQs

都会に来ていたある少年が…事件の様子を目撃してしまう。実はこの少年とその母親は、特殊な生活様式に従って暮らしているアーミッシュだったのです。このことがきっかけで、ジョン・ブック刑事はアーミッシュの村に身を寄せることになる。
ところが、犯人はジョンの身近にいて…彼を暗殺するためにアーミッシュの村にやってくる。とまぁ、こんな話でした。

この映画が普通の刑事アクションものと違うのはもちろん、アーミッシュを描いている点です。詳しくはわしも知らなかったんですが、アメリカのどこだかには文明社会から離れ、厳格な規律に従って…まるで17世紀のような生活をしている信徒の一派があるのです。電気もテレビもない、とても静かな生活です。

日本にもアーミッシュのような人はいるんでしょうか。そういえば、南の無人島で全裸になって原始人のように暮らす爺さんをテレビで観たことがあるし、そういう人は他にもいるかもしれない。
わしも山へ行くとアーミッシュ生活に近い。でも、やはりわしは…都会でしか生きていけないだろうと思うのです。わしが山へ行くのは、再び下界(都会)で生き抜くためでしたからね。

アーミッシュの“静”と刑事アクションものの“動”。『刑事ジョン・ブック 目撃者』では相反するふたつがバランスよく同居していましたね。バランス、何事もそれが大事ですよねぇ。静かで力強い映画でした。
そして、一件落着のあとは、今までと同じように静かな風が流れ…今まで通りのアーミッシュの生活がつづいていく。まるで黒澤監督の『七人の侍』のラストのように…。

わしの好きな…忘れられない映画ですね。




ところで、2011年の7月からわしはプチ・アーミッシュに突入しているのです。
実は地デジ対応はせず、テレビのない生活が始まり…ずっと、今に続いています(笑)。
というわけで、ワールドカップ…サッカーも観られないのでした。日本の初戦はどうなるでしょうか。
観ていたものを観なくなることで見えてくるものもある。そのことにわしは気づき、ある種…何かを悟ったのかもしれません。

DVDラベル=刑事ジョン・ブック

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