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奇蹟がくれた数式が神秘的でエ~ガね

感染者何名とか、得票率何%とか、わしらは数字の中で暮らしている。

神秘的な映画を観た。『奇蹟がくれた数式』というインド人のラマヌジャンの伝記…。監督はマシュー・ブラウン。ロバート・カニーゲルが書いた「無限の天才 夭折の数学者 ラマヌジャン」が原作らしい。主演はデーヴ・パテール。

ラマヌジャンは数学の何かを解いたというレベルじゃなく、数学を創った側の人みたいだ。わしは彼のことを知らなかった。知ってたのは数学者ということくらい。
いや、DVDで観終わった今でも…具体的に何を研究した人なのかがわからない。数学は最も苦手な分野だ。なので、もう一度観ることにする。

https://youtu.be/e4UQrjlS6w8

「正しく見れば、数学は真理だけでなく究極の美を併せ持っている」というハートランド・ラッセッルの言葉から始まる。映画には崇高な祈りがある。

舞台は英国ケンブリッジ大学のトリニティカレッジ。そこに招へいされたラマヌジャン…。
近代数学では初めてのロマンに満ちた発見とか、数学における美しいパターンとかの言葉が出てくるが…わしにはさっぱりわからない。

でも、数字が神秘的で美しいというのはわしなりにわかる気がする。たとえば、2、3、5、7、13、17…という素数。神が創った数だといわれればそうなのかもしれない。
ギリシャ哲学の“イディア”を思い出す。カンペキな神の世界があって、人間はそれを模しているんだという…。

ラマヌジャンはひらめく。女神の声を聴くように、直観で数式を知る。天才とはそういうものだろう。でも、大学側はインスピレーションじゃだめだという。それを一般の人がわかるように証明できなければだめだというのだ。

わしらは日常、感覚的に物事を観て「いいね」とかいっている。でもそれは、これこれの比率、だから人はそれをいいとか美しいと感じることができる…とか、数字に置き換えられるのかも…。根底に数学的な何かがあるのかもしれない。
それを証明というか、分析して説明できなければいけないんだろう、という気もする。AIロボットにそれを教えることができれば…。
いや、それができないのが感覚でもあるんだろうか。

『奇蹟がくれた数式』を観て、そんなことを思った。この映画のことを教えてくれた人に感謝。好きな映画だ。

同じように数学を扱った映画として、『ビューティフル・マインド』『イミテーション・ゲーム』を思い出した。数学人には純粋でユニークな人が多いのかな。
邦画では『博士の愛した数式』というのもあったな。

アホネコのわしには数学はわからないが、併せ持つ美というものはどこかで理解できているのかもしれない。

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数学者は異星人

数学者は異星人では?
身直にいた
息子が基礎数学を専攻していた
博士課程前期までいっていまSEやっている
基礎数学は
一般人からみると笑える
スーパーコンピューターを駆使するイメージだけど
実際は黒板だ
黒板で基礎数学の連中がなんかわからない記号?を並べて
ああだこうだと論じていく
ものすごくアナログだ
なんでもイギリスの有名な数学の研究所はトイレにも黒板があるらしい
新しい発想が思い浮かんだらすぐ書けるようにだそうな
あの福山雅治のテレビ『ガリレオ』で福山雅治が閃いた時に
あたりかまわずまわりの道路や壁に訳わからない記号?を
書いて思考を整理するみたいな感じ
おかけで今家に黒板、予備校にあるようなキャスター付きの黒板が
ある。一般家庭にデカイ黒板がある。
が本人は競馬場近くに部屋を借りて家を出た、黒板を置いたまま
(~。~;)?

七夕、願いはありますか?

ラマヌジャンが直感で数式がわかるというのは、本当にこの世界が完全なものであることの証明なのかもしれませんね。なかなか自分を完全だとは言い切れませんが、彼の話に少し希望を持ちました。その証明が解けていくにつれ、人間を超えた超人類、AIも発展していきそうですね。知らない間にバーチャル世界に移行していても、それすら神の思し召しなのかもしれません。。。
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