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復活の日を待つもエ~ガね

布マスクを全世帯に2枚ずつ配布? エイプリルフールかもしれない。

お笑い芸能人が亡くなったことに対して、都知事が功績という言葉を使ったという。ただ、彼の死を知ってウイルスを身近に感じ、危機管理をしなくちゃと思った人は多かっただろう。
日本がヨーロッパやアメリカのようにならないという保証はどこにもない。

2月頭の日記で『コンテイジョン』を取り上げた。まるで今の状況を予言していたかのような映画だ。これには今までにない数の「拍手」をもらった。

日本でも、似たタイプのSF映画があった。その昔、モリミノルの名前でマンガを描いていた小松左京。彼の原作による『復活の日』だ。角川映画で監督は深作欣二だった。木村大作の撮影も美しかったな。

『コンテイジョン』では食肉と蝙蝠の関連でウイルスが生まれる…みたいな表現だった。ところが、『復活の日』では人為的にウイルスがつくられる。人類が創り出したウイルスによって人類が滅ぶのだ。つまり、『復活の日』とは人類の復活を意味する。

『コンテイジョン』は特定の主人公がいない構成だった。『復活の日』でも同じように…いや、草刈正雄扮するヨシズミが主人公かもしれないが、観る人が感情移入できる登場人物を選べばいい。というつくりだったように記憶する。

『復活の日』は人類死滅の映画だが、希望と再生の物語でもある。生きたいというエネルギーがあふれていた。

ヨシズミが神に問いかける場面があった。神よ、あなたは何をしたのかと…。
ふと思った。もしも、コロナが神の仕業だったとしたら? ソドムとゴモラのように、おごる人類を戒めるためにやったことだとしたら?
 
角川春樹が…この映画をアメリカの映画編集者に頼んで編集し直してみてもらったという。すると、ヨシズミが巨大な太陽をバックにひとり歩くという最後の場面、それをオープニングに持ってきたという。でも、ヨシズミが主人公ではなくなっていたらしい。
なるほどなと思う。そんな話を思い出した。

https://youtu.be/__awhEinGR4

とにかく、重く気が滅入るような日々がつづいている。緊急事態を克服して、通り過ぎるのを待ちたい。早く復活の日が来てほしいものだ。それを切に望む…!


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重すぎで何も言えない

今回は
重すぎて何も言えない
少し時間がたってから再度コメントしたい
緒方拳の医師と多岐川裕美のナースのやり取りが今も世界のあちこちでおこなわれていると思うと、あまりにも重すぎる
でも直視しないといけない
首都封鎖はまだかと
カッパ

首都復活

どんなことにも終わりはある。どんな終わり方をするかだ。
…映画の中だけであってほしい。
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