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デューンを思うもエ~ガね

帽子が行方不明になった。電車から降りるとき…わしは必ず、座っていた場所を振り返る。でも、そのときは…読んでいた小説に心を奪われていた。

電車内に忘れたのか。それしかないと考えて、わしのかもしれない帽子に会いに行った。千葉県は津田沼駅の忘れ物扱い所まで…。
たかが帽子。でも愛着がある。果たして…無事、帽子と再会した。ツクツク帽子!ツクヅク奉仕!


わしの心を奪った小説。それがフランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」だ。
砂の惑星アラキス。またの名をデューンという。
生態学SFというのかな。その星の伝説世界に入り込んだようだ。上巻はほとんど丁寧な説明で、読み進むのが「指輪物語」くらい辛かった。ところが、中巻になると話に大きな動きが出る。

大地の恵み…。ミミズのいる土地は豊饒だという。もしかすると、ハーバートの「デューン 砂の惑星」のワームはそこからの発想かもしれない。すると、『風の谷のナウシカ』のオームはワームからのイメージかもしれないな。そんなことを考えるのもたのしい。


なぜ、今になって古いSF小説を読んでいるのか。
『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンが『砂の惑星』に出ると発表されたからだ。誰の役だろう。ジェシカだろうか。
すると、息子のポール役は誰だろう。『ターミネーター2』の…あの若き日のジョン・コナーを演じた少年。彼があのときのままで出演することができれば最適だろうな。でも、今はもうオジサンだから問題外か(笑)。
新しい人ならエイジア・ケイト・ディロンとか? あ、男性じゃないか(笑)。

「デューン 砂の惑星」は一度映画になっている。
デヴィット・リンチ監督の『デューン/砂の惑星』だ。スティングの起用でも話題になった。そうか。ショーン・ヤングも出ていたんだな。『ブレードランナー』の前だったのかな。
原作ファンが「設定をあんなに変えていいのか」とフンガイしていた。予算を投じた大作でユニークだったが、映画として成功していないのかもしれない。
主人公が生きて動くことによってストーリーができていくものだと思うのだが、こういう原作だと…難しい。予言とかもあって、それをなぞっているだけのような大味なものになってしまう。

https://youtu.be/M0tJrEhXgj4

余談だが…YouTubeで、身体に“下敷き”をいっぱいくっつけてファイティングポーズしているのを観た。『デューン/砂の惑星』のシールドみたいでおかしかった(笑)。


今度の『砂の惑星』はどうなんだろう。その前に、映画は本当にできるんだろうか。
どこをどう映画にするか。当然、デヴィット・リンチ版とは変えるだろう。そんなことを考えながら原作を読むのもたのしい。

さぁ、関東に…砂嵐ならぬ台風15号嵐がやってくる。


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