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イミテーション・ゲームをするもエ~ガね

水辺に棲む生物の愛称で呼ぶ天才肌の知り合いがいる。彼はときに「常識を疑え!」と叫ぶ。
ふと…この映画のことを思い出した。


エニグマという名前は聞いて知っていた。第二次大戦中、ドイツが使っていた暗号だか暗号機械のことだ。ドイツ軍の攻撃情報は傍受できたが、暗号だったため解読できなかった…くらいのことはわしでも知っていた。

ところが、ひとりの天才によってイギリスはその暗号を解読していた。長い間、それは公開されなかった。
詳しくは知らなかったが、天才アラン・チューリングの解読成功と苦悩を描いた興味深い映画が『イミテーション・ゲーム』だった。サブタイトルを「エニグマと天才数学者の秘密」という。

原作/アンドリュー・ホッジス。脚本/グレアン・ムーア。監督/モルテン・ティルドウム。
主演がベネディクト・カンバーバッチで、キーラ・ナイトレイも出ていた。とにかく、カンバーバッチがいい。適役だったと思う。

https://youtu.be/Lzd7MAd0J5A

イギリス軍は極秘で、エニグマを解読できる人物を探していた。映画はその面接場面から始まる。天才ぶったアランの傲慢な態度に、面接の大佐だかが気分を害する…みたいなシーンがあった。

やがて、極秘の解読チームが組まれる。しかし、アランは傲慢でコミュニケーションすら普通にできない。
ひとり女性スタッフのキーラ・ナイトレイ扮するジョーンがいう。「女が男と一緒に仕事するなら好かれなきゃダメ。嫌われたらやっていけない。アラン、あなたも同じ。あなたが優秀でもエニグマは上。仲間に嫌われたら、協力が必要になっても誰からも助けてもらえないのよ」と…。

天才肌の人は独善的で、嫌われることが平気だったりする。ジョーンはそれを戒めたのだ。もっと人に馴染む努力をしろと…。
普通なら…とかいうセリフも何度か出てきた。普通って何だ!? 人にどう思われるかなんてどうだっていい…と、そんな言葉もあったように思う。

アランは暗号解読マシンをつくる。
「マシンは考えるのか? 人間のように」という問いにアランは答える。「マシンは人間とは違う。マシンが人間のように考えるわけがない。人間とは違うふうに考えるのだ」と…。
アラン・チューリングはそういうことを論文にも書いていたらしい。その論文のタイトルを「イミテーション・ゲーム」という。興味深い。
誰も予想しなかった人物が予想しなかった偉業を成し遂げる。彼のおかげで何百万人もの戦争犠牲者が減ったという…。

万能マシン。電気的頭脳…。それが今日のコンピュータにつながっているのだ。


水辺に棲む生物の愛称で呼ぶ知り合いのことを考えて、ふと…思い出した映画のことを書いてみた。彼の頭上に希望の光が差し込むことを祈りながら…。

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