キング・コングを観直すもエ~ガね

オリジナルの『キング・コング』が発表されたのは1933年だ。リメイクとしてはギラーミン監督のものもあったが、そのあとのピーター・ジャクソン監督のがすごかった。長尺だが、圧倒的な映像。どの場面もすごい。オリジナルの『キング・コング』が大好きで、それをどうしても今の技術でつくりたかったんだろう。

https://youtu.be/AEWzwSTuBFQ

登場する人物たち、映画監督のカールも、コングにホレられるアンも…それぞれみんなの気持ちがよくわかる。
冒頭、カールが「フェイ・レイは別の映画に出る。女優を捜さなくちゃ」といっていたが、フェイ・レイこそがオリジナル『キング・コング』の女優だ。ピーター・ジャクソン監督の遊び心を兼ねたリスペクトだろう。

今回観直して…男のロマンというものを痛感した。
特に、コングの気持ちが前よりもわかったような気がした。

氷上でのアンとコング。美女と野獣の最初で最後のデートかもしれない。
ラスト、飛行機からの弾がアンに当たらないようにコングは盾になって…自分を犠牲にして彼女を守る。観ていて切なくなる。
悲しい物語だが、大好きなアンを守ることができて…コングは不幸ではなかったのかもしれない。いや、もしかすると大好きな人のために死ねるのは…幸せだったかもしれない。男のロマンのそばには死が寄り添っている。

と同時に、「お前にはそこまでホレた女性はいるか」と問われているような気がした。




それはともかく、第二の人生を送るために沖縄へ移住した友人がニライカナイへと旅立った。
大好きな海の近くで大好きな奥さんに看取られて…彼も決して不幸ではなかったと思う。
奥さんからの手紙を読んでもそう思う。今、心の中の鎮魂のかがり火が揺れている。


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