パシフィック・リムをコメンタリーで観るもエ~ガね
いははや…驚いた。ギレルモ・デルトロ監督が日本のアニメや特撮に詳しいことは知っていたが、その知識はハンパない。まさかここまでとは思わなかった。
もっとも、「東京に行ったら中野ブロードウェイに行きたい」といったデルトロ監督だから…驚くことでもないのかもしれない。
https://youtu.be/FPyXZKryx8M
『パシフィック・リム』は湾岸舞台のいわゆる怪獣映画。デルトロ監督が少年のころに観た…日本の怪獣映画への恩返しといったところだろう。怪獣映画への愛がいっぱい詰まっている。プロレスアニメなどとも呼ばれた巨大ロボットアニメへのリスペクトもあろう。
ともかく、『パシフィック・リム』を監督の音声解説付きで観た。もちろん、フツーに観てからだ。本編よりもおもしろいくらいだった。そして、もう一度…フツーに観た。われながら呆れる。映画館でも観たはずなのに…。
海の底から出現した巨大な生き物。その怪物にカテゴリーや個別の名前はあるものの、総称としてカイジューと呼ばれる。
カイジューに立ち向かうため、人類はイェガー(ドイツ語の狩人)という巨大ロボットをつくる。ロボットに人間が入って操縦するのだが、ひとりでは負担が大きいため、ふたりの人間が入る。ふたりは…ドリフトといって互いの記憶を共有し、ロボットの右脳と左脳の役割をするのだ。そこが新味だろう。
CGなどの最新技術が使われているものの、そこには古きよき特撮の伝統が生きている。つまり、ミニチュアが使われているのだ。新しくて懐かしい。
よく観ないと気づかないが、ロボットやカイジューの質感とか大きさとか…海の底とか、『デビルス・バックボーン』もそうだったが、映像で細かいところまでも表現する。その凝り方はハンパない。呆れるほどすごい。
指揮官がいう。「お前はどこで死にたい?工事現場か?ロボットの中か?」と…。どこまでも熱い映画なのだ。
ローリーとマコ、ふたりの主人公のセリフは決して多くない。心は色彩で表現されることも多く、映像表現に共感した。
それにしても、昨今のニュースから感じる。カイジューは人間の内面に潜んでいるのだと…。
もっとも、「東京に行ったら中野ブロードウェイに行きたい」といったデルトロ監督だから…驚くことでもないのかもしれない。
https://youtu.be/FPyXZKryx8M
『パシフィック・リム』は湾岸舞台のいわゆる怪獣映画。デルトロ監督が少年のころに観た…日本の怪獣映画への恩返しといったところだろう。怪獣映画への愛がいっぱい詰まっている。プロレスアニメなどとも呼ばれた巨大ロボットアニメへのリスペクトもあろう。
ともかく、『パシフィック・リム』を監督の音声解説付きで観た。もちろん、フツーに観てからだ。本編よりもおもしろいくらいだった。そして、もう一度…フツーに観た。われながら呆れる。映画館でも観たはずなのに…。
海の底から出現した巨大な生き物。その怪物にカテゴリーや個別の名前はあるものの、総称としてカイジューと呼ばれる。
カイジューに立ち向かうため、人類はイェガー(ドイツ語の狩人)という巨大ロボットをつくる。ロボットに人間が入って操縦するのだが、ひとりでは負担が大きいため、ふたりの人間が入る。ふたりは…ドリフトといって互いの記憶を共有し、ロボットの右脳と左脳の役割をするのだ。そこが新味だろう。
CGなどの最新技術が使われているものの、そこには古きよき特撮の伝統が生きている。つまり、ミニチュアが使われているのだ。新しくて懐かしい。
よく観ないと気づかないが、ロボットやカイジューの質感とか大きさとか…海の底とか、『デビルス・バックボーン』もそうだったが、映像で細かいところまでも表現する。その凝り方はハンパない。呆れるほどすごい。
指揮官がいう。「お前はどこで死にたい?工事現場か?ロボットの中か?」と…。どこまでも熱い映画なのだ。
ローリーとマコ、ふたりの主人公のセリフは決して多くない。心は色彩で表現されることも多く、映像表現に共感した。
それにしても、昨今のニュースから感じる。カイジューは人間の内面に潜んでいるのだと…。