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オデッセイを観て夜空を見上げるもエ~ガね

『オデッセイ』を観終わり、屋上から夜空を見上げて…赤い星を探してみた。今、火星は地球から近い位置にあるはずだが、見つけることはできなかった。西の空でないと無理なのかもしれない。

それにしても、『オデッセイ』が思っていたより明るい映画で驚いた。宇宙でのサバイバルものだから暗く重く…もっと深刻でもいいはずだが、基本的に陽の映画だった。それが珍しいと思ったし、そこに新味を感じた。

https://youtu.be/XO91eSdP-vk

火星での調査中に嵐が襲い、主人公ワトニー宇宙飛行士(マット・デイモン)は死亡。いや、死んだと思われるが実際は生きている。ひとり取り残された彼は耕作畑をつくり、ジャガイモ栽培をして生き延びようとする。窒素と水素を混ぜて水もつくる。人間の知恵はすごい。
地球と交信しようとする。それを知った地球側もワトニーを助けようとする。

日本でも…震災のときなどはそうだ。皆が互いに助け合う。
いわばそういう映画だ。この『オデッセイ』には基本的にわるい人はいない。どこまでも明るく思いやりのある映画だ。

ただ、それをつくったのが『エイリアン』のリドリー・スコット監督というのが不思議な気もした。心境の変化か。脚本か。原作か。出だしはこれまでのリドリー・スコット調だが、マット・デイモンの一人芝居あたりから陽の印象が強くなる。ポジティブなサバイバルだが、もしかすると…初めて組んだマット・デイモンの意向もあるのかもしれない。

なお、『オデッセイ』は邦題であって、原題は『The Martion(火星の人)』という。

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No title

すみませんが、『The Martion』は、どんな意味か教えてくださいませんか。
できれば、このようなタイトルをつけた、文化的な背景を含めて。

火星の人

コメント、ありがとうございます。
『The Martion』は「火星の人」ですね。おそらく、「火星人」というときも同じでしょう。
それを『オデッセイ』としたのは集客を考えてでしょうが、キューブリック監督の『2001年宇宙の旅 (2001 A Space Odyssey)』を意識したんじゃないかと勝手に思っています。
なお、『2001年宇宙の旅』は古い映画日記に書いています。
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