モロッコに行くもエ〜ガね
電話がかかってくる。仕事の催促だ。その場しのぎの返答をしてから、食料の野菜の中に依頼書類を見つける。わしは誰だか知らないがよく知っている彼女のところへ行く。邪険にする彼女だったが、君の笑顔を見ればがんばって仕事できるというわしの言葉に、わしを抱きしめる。周りの人が見ているので、わしは彼女を抱いて宙に舞う。しかし、高くは飛べず、川のほとりの闇市のようなところに下りる。人々が集まってくるので、スマホのように周りをスライドさせる。周囲はタイムマシンのように時が流れ…地形が変わり、そこは砂漠になる。
…と、こんな夢を見た。夢日記として独立させようかとも思ったが、ここに書こう。
この夢は…DVDで映画『モロッコ』を観たせいなのだ。
http://matome.naver.jp/odai/2135206197586559901
『モロッコ』は1930年のアメリカ映画。大昔の化石のような作品。監督はジョセフ・フォン・スタンバーグ。ベノ・ヴィクニーの原作で、もとは舞台劇だとか。主演はマリーネ・ディートリヒとゲーリー・クーパー。どうやら…これが日本で最初に日本語字幕を付けたトーキー映画らしい。これ以前は弁士が付いたということだろう。
外人部隊のトム(ゲーリー・クーパー)は女たらしで、駐在していたモロッコでアミーという歌手(マリーネ・ディートリヒ)と出会い、恋に落ちる。かつての「ピンキーとキラーズ」のピンキーの衣装は多分、これが参考だったのだろう。
アミーの「もう帰ってよ。好きになってしまいそうだから」というセリフにはドキッとした。とにかく、マリーネ・ディートリヒが妖艶で美しい。と同時に、取り憑かれたような演技がすごい。恋愛に理屈はない。怖いほどで、それを体現している。伝わってくる。
昔の映画はすごい。すごいから残っているんだろうが…。
今の映画は確かにすごいが…この映画のようなすごさがない。と思う。今の映画はカラフルでCGも盛り沢山で派手で確かにおもしろいが…観たら消えていく。最近の…中学生がつくったといわれるVFXに驚嘆したりもするけれど。
ホラーならともかく、夢にまで見るというようなことはない。この映画のようには心の奥底に根付かない。と感じる。
ところで、わしは何も知らないし何の根拠もないので書いていいものかとも思うが、実は…観ていて従軍慰安婦のことが頭をかすめた。わしはあまりに歴史を知らない。
それにしても、1930年にここまでの映画ができていたんだなと…つくづく思う。わしはあまりにも昔の映画を観ていない。『嘆きの天使』さえ観ていない。情けない…。
こうして、わしの映画の源流への旅はつづくのだ。
廉価版のDVDを全部観るしかあるまい。
…と、こんな夢を見た。夢日記として独立させようかとも思ったが、ここに書こう。
この夢は…DVDで映画『モロッコ』を観たせいなのだ。
http://matome.naver.jp/odai/2135206197586559901
『モロッコ』は1930年のアメリカ映画。大昔の化石のような作品。監督はジョセフ・フォン・スタンバーグ。ベノ・ヴィクニーの原作で、もとは舞台劇だとか。主演はマリーネ・ディートリヒとゲーリー・クーパー。どうやら…これが日本で最初に日本語字幕を付けたトーキー映画らしい。これ以前は弁士が付いたということだろう。
外人部隊のトム(ゲーリー・クーパー)は女たらしで、駐在していたモロッコでアミーという歌手(マリーネ・ディートリヒ)と出会い、恋に落ちる。かつての「ピンキーとキラーズ」のピンキーの衣装は多分、これが参考だったのだろう。
アミーの「もう帰ってよ。好きになってしまいそうだから」というセリフにはドキッとした。とにかく、マリーネ・ディートリヒが妖艶で美しい。と同時に、取り憑かれたような演技がすごい。恋愛に理屈はない。怖いほどで、それを体現している。伝わってくる。
昔の映画はすごい。すごいから残っているんだろうが…。
今の映画は確かにすごいが…この映画のようなすごさがない。と思う。今の映画はカラフルでCGも盛り沢山で派手で確かにおもしろいが…観たら消えていく。最近の…中学生がつくったといわれるVFXに驚嘆したりもするけれど。
ホラーならともかく、夢にまで見るというようなことはない。この映画のようには心の奥底に根付かない。と感じる。
ところで、わしは何も知らないし何の根拠もないので書いていいものかとも思うが、実は…観ていて従軍慰安婦のことが頭をかすめた。わしはあまりに歴史を知らない。
それにしても、1930年にここまでの映画ができていたんだなと…つくづく思う。わしはあまりにも昔の映画を観ていない。『嘆きの天使』さえ観ていない。情けない…。
こうして、わしの映画の源流への旅はつづくのだ。
廉価版のDVDを全部観るしかあるまい。