土を喰らう十二カ月がエ~ガね
水上勉の原作だし、地味な話かと敬遠してた。DVDで『土を喰らう十二カ月』を観たのだ。主演は沢田研二。
原作を読んでいるのだが、高級な精進料理のクッキングブックみたいだ。いわば、エッセイだね。
月ごとの章だったのを、映画では「二十四節季」に分けている。それがいいね。
映画では松たか子扮する編集者が出てくる。もうひとつ原作があるのだろうか。原案だから、監督が脚色したのかもしれない。
監督は中江裕司。料理研究家の土井善晴が料理画面を担当している。実に見事。
水上勉は少年時代、禅寺で修行した人だ。そこで精進料理の心得を学んだのだという。
わしは山奥で生まれ育った。ワラビやセリやタケノコやユリの根とかを食べてた。そういうのがいっぱい出てくる。それがうれしかった。
自然な佇まい。撮影に1年以上をかけてる。ほどよくまとまった映画だった。沢田研二も老けたが、ほどよく老けてたな。
大地への愛。その大地が育む食材。
愛する人と食べるご飯が一番うまいのだ。
https://youtu.be/f5el63UWTM8
原作を読んでいるのだが、高級な精進料理のクッキングブックみたいだ。いわば、エッセイだね。
月ごとの章だったのを、映画では「二十四節季」に分けている。それがいいね。
映画では松たか子扮する編集者が出てくる。もうひとつ原作があるのだろうか。原案だから、監督が脚色したのかもしれない。
監督は中江裕司。料理研究家の土井善晴が料理画面を担当している。実に見事。
水上勉は少年時代、禅寺で修行した人だ。そこで精進料理の心得を学んだのだという。
わしは山奥で生まれ育った。ワラビやセリやタケノコやユリの根とかを食べてた。そういうのがいっぱい出てくる。それがうれしかった。
自然な佇まい。撮影に1年以上をかけてる。ほどよくまとまった映画だった。沢田研二も老けたが、ほどよく老けてたな。
大地への愛。その大地が育む食材。
愛する人と食べるご飯が一番うまいのだ。
https://youtu.be/f5el63UWTM8