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何者と問うもエ~ガね

ボロは着てても心は錦ぃ~と唄いあげる歌があった。
昭和の価値基準であって、今はない。近年、コロナ禍によってそれは跡かたもなく…消えた。と、思う。

『何者』を観た。原作/朝井リョウ・監督/三浦大輔。若者たちの就活の“内定”を得る話だ。とても難しく…というか、馴染めなかった。もっと理解したいと原作を読んでいるのだが…。

カッパさんと呼ばれる知り合いを思い出した。定年退職をする年齢になっても就職活動をしている。彼はパワフルですっごい…! きっと、誰よりも頭のいい人なのだろう。でも、わしは彼ほど変わった人を見たことがない。

『何者』の俳優陣は皆、好きな人だった。馴染めなかったのは…20歳を過ぎるまで、自分の将来が決められない人。面接で“内定”と決めてくれた会社にすべてを委ねる。にこやかに会話していても、仲間を探っている。そういうあたり…。

わしが自分の将来を決めたのは小学校5年生だった。そういえば、親友だった男は大学生になっても将来が決められなかった。わしはそのとき、それでよく生きてこれたなと思ったものだ。
もっとも、早く決めると他を見ないから…世間知らずの心の狭い人間になるかもしれない。とも思う。

プライベートのメールアドレスがわかれば、そこからアカウントが検索できるのか。別のアカウントにコッソリ友人のことを書いたりするものなのか。わしには馴染みがない。

人は言葉で考え、言葉で話す。しかし、本質はその内面にあったりする。
自分は自分にしかなれない。それはわかる。そこであがくしかないのだ。

https://youtu.be/rJrEzLBI0R0


1941が辛くても…エーガね

『1941 モスクワ攻防戦80年目の真実』を観た。祖国を守るためだったんだな。辛く…虚しい。

1941年10月、ナチスドイツはモスクアに侵攻した。防衛のために送り込まれたのは若い学生兵。ラヴロフやディミトリ、看護師マーシャたち3500人だったという。

バディム・シメリェフ監督による歴史を描くロシア映画だ。道具など、当時をよく表現している。

ヘルメットをかぶると主役のアルチョム・グビンすら誰だかわかりにくくなる。個人的にはマーシャ役のリュボフ・コンスタンチノワがキャリー・マリガン似でよかった。

国家エゴイズムを考えた。今のウクライナに侵攻するロシアを…。立場はまったく反対だが、戦争は無惨で…虚しい。

https://youtu.be/eElL6U8pRNg

モンゴルに攻められ、ナポレオンに攻められ、ヒトラーに攻められたロシア…。
そのロシアがウクライナを攻める。焦ってるのか。これからどうなるんだろう。

人間に欲望があるかぎり、戦争はなくならないのかもしれない。

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ネコ爺ことネコタル爺の高峰 至です。

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