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スパイダーマンの新作を観るもエ~ガね

『エターナルズ』のキャッチコピーには「アベンジャーズ/エンドゲームは、始まりに過ぎない」とあった。ヒットすると次々とつくるんだもんなぁ。

公開に合わせて『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た。いいね。なるほど、こう繋がるのか。斬新だし、泣けるし、確かにおもしろいと思う。

トム・ホランド版は若々しくていい。新作『ノー・ウェイ・ホーム』を2度観た。ゼンデイヤとのコンビもいいね。
アンドリュー・ガーフィールド版も重いがわるくない。もう1本ほしかったな。
でも、今までの中で一番好きだったのはトビー・マグワイア版の1作と2作。特に2作のドック・オクのがよかったなぁ。

確かに、パラレルワールドになっているアイディアはすごい。映画の幅は広がるだろうね。SONYは…いや、映画産業は潤う。でも、わしはもう…今後の『スパイダーマン』を観ない。

いろいろできる。トムのピーターやドクター・ストレンジやあの最悪のヤツは忙しくなる。でも、それに関わるすべての映画をわしは観ない。こうすればいくらでも映画はつくれる。もういい加減にしてほしいのだ。だから…観ないことを決意する。

クモの糸で繋いで、空を飛びまわっていたスパイダーマン…。わしは彼を忘れない。

https://youtu.be/JfVOs4VSpmA


そして、バトンは渡されたってエ~ガね

隣の人がベランダの窓から怒鳴っている。部屋を片付けろと。
いつの間にか、彼は入り口から入ってきて、テレビを見ている。
テレビが火を吹き出す。あぶない。わしは水をかけて火を消す。
同じビルに出版社がある。わしがそこに行くと、小さな女の子がひとり遊んでいる。
何だろうと社の人に聞くと、小説家が子どもを置いて逃げたのだという。
養女にもらってくれないかというから、わしは部屋も狭いしダメだと応える。
知らない娘と家族になれるとは思えない。
家を提供するからというので見に行く。山道。左側はオーバーハングの崖で崩れそう。あぶない。右は竹藪。
その先に茅葺きの古い一軒家がある。ここは東京なのか。

という夢を見た。
「そして、バトンは渡された」を読んだせいだろう。

山の中で披露宴をしている夢も見た。妙なるピアノの調べの中…昔の山仲間がスピーチしていた。でも、隣のテーブルは随分遠い。声が聞こえるのか。
いや、わしの夢のことはもういい。

何も知らず『そして、バトンは渡された』を観て、知りたいと思って原作小説を読んだ。
瀬尾まいこという人の作品だった。わるい人は出てこない。ほのぼのと幸せな気持ちになった。女子高生の日記を読んだような…。

いや、この小説は…映画は“家族の新しい姿”を現しているかもしれない。

映画も原作も、ほあぁっとした温かい感覚が同じ。でも、ほんの少し違う。脚本の橋本裕志という人はうまくまとめてる。監督は前田哲とい人だが、わしは知らない。出ている人も3人くらいしか知らなかったのだ。テレビないからね。

「女の子は笑っていれば3割増しにかわいく見える。人に好かれるのは大事なことだよ」
そんな言葉があったな。感動的な映画だった。これ以上、特に何もいわない。

https://youtu.be/zlJuzm7Zr7E
知らないで観ることも大事だよね。

中山道を歩く 8

気持ちを一新して、反対に歩くことにする。
12/30~1/1書物を読み懐かしみ…わしらは夢の中を歩くのだ。

12/30朝、早くに目覚める。東京駅でハナ爺と合流して8:00の新幹線に乗る。富士が美しい。10:00前に京都駅着。立ち並ぶビルで京都タワーは見えなくなっていた。




電車で京阪三条に行き、鴨川にかかる“三条大橋”に立つ。ここが江戸・日本橋からの中山道の終点だ。ヤジキタの銅像もあったが、ここは東海道の終点でもある。

橋の傍にタワシ専門店があり、ハナ爺が購入。軽く食事して、11:00[大津宿]に向けて出発。
荷物が重い。いつも登山と勘違いして…荷が多くなってしまうのだ。

車道に沿って歩く。京への難所。逢坂峠を越える。そんな場所にまで地下鉄駅があって驚いた。
大津は天智天皇の造営いらいの重要な場所で、物資の供給地として栄えた…らしい。ただ、わしらは比叡山延暦寺方面には行かない。

奈良への分岐があったから道は間違ってない。[大津宿]に向かっている。
“大津絵”が貼ってある家もあった。昔、旅人が購入したらしい。大手の企業の工場がたくさんあった。旧道はどこだ。1号線は…。

小さな「中山道を歩く」という旗をつけていたので、沿道から声がかかる。太田というおばちゃんからお守りをいただき、2万年前の“石木”というものを見せてもらった。力がつくといわれたが、なぜか…腰が痛くなってきた。

「逢坂の関」の跡を見たが、「蝉丸神社」は行ったかな。あの石段、腰がヘロヘロだった。
「月心寺」の傍は通ったようだが、「山科地蔵」を見逃した。
近くの友人が来てくれていたら…と思っても遅い。友人ふたりに声をかけていたが会えなかった。もう、一生会えないかもね。

28408歩で[GUEST HOUSE大津]に到着。ここにネコ爺・ハナ爺は宿泊予定。が、16:00前のせいか、誰もいない…。
仕方ないので、大津駅前の[テトラ大津]で休憩して、ネコ爺はこっちに泊まることにする。夜は大津駅近くの居酒屋に行った。どこも賑わっていた。




12/31朝、ネコ爺が宿泊している[テトラ大津]のバイキング朝食にハナ爺が参加。昨夜の[GUEST HOUSE大津]はオーナーもいなくて…ハナ爺ひとりだったとか。そういう宿もあるんだな。

8:00空を眺めつつ[草津宿]に向けて出発。ときどき雪が舞う。
初詣の準備をする「石山寺」を歩いて、丘みどりの歌にもある「瀬田唐橋」を渡った。琵琶湖から出ている瀬田川だ。この川は宇治川となり、やがて淀川となる。
昔の琵琶湖は今より大きく、安土城の近くまであったらしい。淡水だが、真珠が取れる。イケチョウ貝だったかな。

交番で女性警察官に聞いて、37023歩で[レイアホテル草津]に到着。15:00と早かったので、荷物を預けて宿場町の名残を探索する。

江戸から来ると[草津宿]が終点で、今日はここまでは東海道を歩いてきたのだ。締めくくりの先取り。「右東海道 左中山道」の追分の道標があった。中山道と東海道の合流地点で、100軒を超える旅籠があったらしい。
雪の中「本陣跡」とかを観て歩いた。木像阿弥陀如来は鎌倉期のもの、中にあるのだろうか。雪が強くなってきた。

でも…「伊砂砂神社」に行けなかった。
大津駅近くの「和田神社」の大銀杏や「義仲寺」も観たかったな。「新宮神社」「建部神社」や「姥ケ餅屋」も行ってみたかったな。
辿り着けなかった毘沙門堂は何だったんだろう。

“三条大橋”からここまで地図上では30キロもない。いずれ、つづきの[贄川宿]から[草津宿]を歩く。中山道はまだ…あと半分近く残っているのだ。児玉幸多の「中山道を歩く」を読破しておこう。

大晦日で店はどこもやってない。ネコ爺・ハナ爺はコンビニでビールと夕食を買ってきた。[レイアホテル草津]でRAIZINの試合を観ながら食べる。うん、こういう大晦日もいいね。




令和4年元旦。右膝が痛かったが治っている。
草津駅に出て、米原まで普通電車。車窓からの雪景色を観ていると…山形か秋田にでも来たような気分。米原駅には複数の噴水機があった。雪の多い地方だが、湖や気流のせいかな。

米原駅から新幹線。速い。東京駅には12:00過ぎ着。「年内2回は行きましょう」と約束して、そこでハナ爺と分かれた。



映画情報を調べたら、ちょうど新宿で『そして、バトンは渡された』をやっていた。重い荷物を持って[新宿ピカデリー]に入る。
映画がよかった。感動して涙が出た。今日はいい日だな。今年はいい年だな。そんな気分にさせてくれた。




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