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地球が静止する日が来てもエ~ガね?

新型コロナの感染者が増えつづけている。このままだと…日本は、世界は、どうなってしまうんだろう。

中国の食肉文化が問題視されている。日本だって生卵や生魚を食べるが、中国ではいろんな肉を食べる。そこに生態系の乱れが生じるという。
それと、家畜へのワクチン投与。それらがウイルス発生と関連づけられて語られている。武漢にはウイルス研究所だってあるし…。真相はわからない。WHOのいうことは不確かだし…。


ふと、『地球が静止する日』を思い出した。オリジナルは『地球の静止する日』で、「の」と「が」が違う。

宇宙からロボットを連れた宇宙人がやってくる。人類に警告し、地球を救うために…という話だった。
宇宙人は「地球は人間だけのものじゃない。人間は地球に対して暴力的だ」という。地球を救うとは…人間から地球を救うという意味だったのだ。

オリジナルでは戦争をやめない人間への警告だったかもしれない。わしの頭の中では2作の記憶がゴッチャになっている。
『地球の静止する日』 1951年 監督/ロバート・ワイズ 原作/ハリー・ベイツ   
『地球が静止する日』 2008年 監督/スコット・デリクソン 主演/キアヌ・リーブス 


細菌やウイルスはこれまでに何度も発生してきたんだろう。昔ならば、風土病で片付けられてきたに違いない。
しかし、今は地球が狭くなった。飛行機などで簡単に人々が行き来する。ウイルスは瞬く間に世界に拡散する。
日本は箱庭のように狭い。外国のように、東京をロックダウンできるんだろうか。電車やバスを止めるしかない。

つぶれる店舗も出るだろう。自殺者が出るかもしれない。のんびり自宅でペットを抱いてくつろぐなんて特権階級なのだ。

宇宙人は『地球が静止する日』の中で、地球にとって有害な人類を滅ぼそうとする。だが、“彼”は窮地に立ったときに人間は変わり成長するのだと気づく…。

人間の健康を保つためには、地球環境が健康でなければならない。
本当に、変われるんだろうか。日々のニュースに接しながら…わしは思う。
ワクチンがつくられて、世界的にその効果が表れなければオリンピックなんてできないだろう。
感染者の数が減ってくるとしても、収束するのは年内いっぱい…いや、本当の意味の終息は来春だろうか。
それまでは防空壕の中で過ごすように、静かに過ぎるのを待つしかない。変われるから…地球を守れるから、人類を信じてくれと“彼”にいうしかない。

https://youtu.be/tEPQurc80tA
https://youtu.be/5NZXmq-E2tM

囚われた国家に抗うもエ~ガね

コロナウイルスが襲ってきてから…自粛している。が、どうしても観たい映画があって出かけた。人が集まる新宿を避けて、立川に行った。その劇場に観客は3人しかいなかった。

とはいっても街の映画館は休館で、わしが観たのはデパート内の小さな映画館だ。街は今、戒厳令下のように静かになってそこも休んでるのかな。


『囚われた国家』はエイリアンが地球を支配するようになって…9年後を描く。ルパート・ワイアット監督作品。
思っていた以上に地味な映画だった。自由を求めて戦う姿は『アルジェの戦い』のようだ。
その昔、「V」というテレビドラマがあったことを思い出した。つまり、あの種のレジスタンスものなのだ。

『囚われた国家』ではエイリアンは地下施設にいるらしく、ほとんど姿を見せない。しかし、人類は監視されている。見えない恐怖がそこにある。
地球規模の話だが、映画はアメリカの一都市だけが舞台だ。

「エイリアンに統治してもらったおかげで、アメリカは再生した。犯罪も失業者も減った」という声がある。しかし、「騙されてはいけない」と一部のレジスタンスグループが蜂起する。それをドキュメンタリーのように地味にリアルに描く。

湾岸にある巨大ロボットみたいなもの。ソソられるが、あれが戦うわけじゃない。戦争の残骸かもしれない。説明が少ないからよくわからない。
とにかく、宇宙からの侵略戦争があって…9年後の管理された今がある。
『囚われた国家』は映画として低予算だ。賛否両論というか、観る人を選ぶだろうなぁ。

https://youtu.be/vaIeRzMpXmY

コロナウイルスはさながら…支配者だ。わしらに自由はない。

人類の脅威となっているコロナだが、いい面もあるようだ。地球規模でCO2が減っているという。人々の行動が縮小されたせいで地球は美しくなったのだ。
自然を軽視してきた人類…。人間がいなければ地球はもっと綺麗なんだろうな。複雑な気持ちになる。


復活の日を待つもエ~ガね

布マスクを全世帯に2枚ずつ配布? エイプリルフールかもしれない。

お笑い芸能人が亡くなったことに対して、都知事が功績という言葉を使ったという。ただ、彼の死を知ってウイルスを身近に感じ、危機管理をしなくちゃと思った人は多かっただろう。
日本がヨーロッパやアメリカのようにならないという保証はどこにもない。

2月頭の日記で『コンテイジョン』を取り上げた。まるで今の状況を予言していたかのような映画だ。これには今までにない数の「拍手」をもらった。

日本でも、似たタイプのSF映画があった。その昔、モリミノルの名前でマンガを描いていた小松左京。彼の原作による『復活の日』だ。角川映画で監督は深作欣二だった。木村大作の撮影も美しかったな。

『コンテイジョン』では食肉と蝙蝠の関連でウイルスが生まれる…みたいな表現だった。ところが、『復活の日』では人為的にウイルスがつくられる。人類が創り出したウイルスによって人類が滅ぶのだ。つまり、『復活の日』とは人類の復活を意味する。

『コンテイジョン』は特定の主人公がいない構成だった。『復活の日』でも同じように…いや、草刈正雄扮するヨシズミが主人公かもしれないが、観る人が感情移入できる登場人物を選べばいい。というつくりだったように記憶する。

『復活の日』は人類死滅の映画だが、希望と再生の物語でもある。生きたいというエネルギーがあふれていた。

ヨシズミが神に問いかける場面があった。神よ、あなたは何をしたのかと…。
ふと思った。もしも、コロナが神の仕業だったとしたら? ソドムとゴモラのように、おごる人類を戒めるためにやったことだとしたら?
 
角川春樹が…この映画をアメリカの映画編集者に頼んで編集し直してみてもらったという。すると、ヨシズミが巨大な太陽をバックにひとり歩くという最後の場面、それをオープニングに持ってきたという。でも、ヨシズミが主人公ではなくなっていたらしい。
なるほどなと思う。そんな話を思い出した。

https://youtu.be/__awhEinGR4

とにかく、重く気が滅入るような日々がつづいている。緊急事態を克服して、通り過ぎるのを待ちたい。早く復活の日が来てほしいものだ。それを切に望む…!


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