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アド・アストラへ旅するもエ~ガね

大変な失敗をしてしまった。

夜の回だったもので、風呂に入って食事してから行ったら…途中数回、ウツラウツラしてしまったのだ。
『アド・アストラ』という映画。ラテン語で“星の彼方へ”という意味らしい。

https://youtu.be/g5h8RAGYLZQ

主人公はブラッド・ピット扮する宇宙飛行士のロイ。トミー・リー・ジョーンズ扮する父親のクリフォードが…星の彼方へ探索に行ったまま帰ってこない。調査のために、ロイは宇宙へ旅立つ。そんな話だった。

重厚でリアリティある映像だったが、途中ウツラウツラで記憶があいまいだ。ジェームズ・グレイ監督に申しわけない。

調査のために現地へ行くということでは『地獄の黙示録』を思い出した。そして、そこに向かうまでや宇宙船の中ということでは…わしが愛してやまない『2001年宇宙の旅』を思い出した。というか、『2001年…』を意識してつくっているなと感じた。わしが一番おもしろく感じたのはソコ。

『12モンキーズ』のときのブラッド・ピットはイカれ役だったが、今回は引きこもりかもしれない。エリート宇宙飛行士だが、人間関係がうまくいかない…みたいな。
ド派手なSFアクションと勘違いして行く人がいるかもしれないので、ご注意といっておこうかな。

『ゼロ・グラビティ』や『オデッセイ』とも同類の映画だろう。
ただ、この『アド・アストラ』は父と息子…あるいは家族の映画かもしれない。そういう意味では『インターステラー』にも通じるんだろうな。
ホント情けないが、ウツラウツラでこれ以上はよくわからない。ゴメンナサイ。

BOSS缶コーヒーを飲んで、眠気を覚ますべきだった…。



“ラーメンの小池さん”のモデルの人に会ったら「最近…眠り病で、どこでもすぐ寝てしまう」といわれたが、わしもそのクチかもね(笑)。

当然、アストラはアストロの元言語だろう。
特殊な才人が情報をくれた。アドリブは自由の彼方で、即興らしい。アドベンチャーは新規事業の彼方で冒険かもね。ラテン語は深い。


引っ越し大名に笑うもエ~ガね

何とも楽しい映画を観た。犬童一心監督の『引っ越し大名!』だ。高橋章宏の原作で、脚本も担当しているようだ。

https://youtu.be/aJGVHJGlEz8

映画は、引っ越し奉行となったカタツムリ侍の奮闘を描く。演じるは星野源。役にピッタリ。
彼をサポートするのが三船敏郎チックな高橋一生。厳しくかわいくサポートするのが高畑充希。俳優陣が皆々、よかった。

高畑充希は歌も上手で、わしは彼女が唄うXジャパンの「紅」が好きだった。なので、妾役が歌唱の場面は彼女の二役かと思ったら…丘みどりだったか。

別名…白鷺城とも呼ばれる姫路城は美しい。わしは5回は行ってる。前半はそこが舞台だ。
とにかく、『引っ越し大名!』は笑って泣ける…楽しい映画だった。

松平の名前は日本各地に残っているが…そうか、そんなに何度も国替えをさせられたのか。力をつけさせないようにという幕府の思惑だとすれば、松平直矩はもともと力のある大名だったんだろうな。それとも…お家騒動とかだろうか。
このあたり、興味深い。映画はどこまでが史実かを含めて探求してみよう。

わしの好きな映画分野はSFファンタジーだが、時代劇も同じくらい好きなのだ。

デューンを思うもエ~ガね

帽子が行方不明になった。電車から降りるとき…わしは必ず、座っていた場所を振り返る。でも、そのときは…読んでいた小説に心を奪われていた。

電車内に忘れたのか。それしかないと考えて、わしのかもしれない帽子に会いに行った。千葉県は津田沼駅の忘れ物扱い所まで…。
たかが帽子。でも愛着がある。果たして…無事、帽子と再会した。ツクツク帽子!ツクヅク奉仕!


わしの心を奪った小説。それがフランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」だ。
砂の惑星アラキス。またの名をデューンという。
生態学SFというのかな。その星の伝説世界に入り込んだようだ。上巻はほとんど丁寧な説明で、読み進むのが「指輪物語」くらい辛かった。ところが、中巻になると話に大きな動きが出る。

大地の恵み…。ミミズのいる土地は豊饒だという。もしかすると、ハーバートの「デューン 砂の惑星」のワームはそこからの発想かもしれない。すると、『風の谷のナウシカ』のオームはワームからのイメージかもしれないな。そんなことを考えるのもたのしい。


なぜ、今になって古いSF小説を読んでいるのか。
『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンが『砂の惑星』に出ると発表されたからだ。誰の役だろう。ジェシカだろうか。
すると、息子のポール役は誰だろう。『ターミネーター2』の…あの若き日のジョン・コナーを演じた少年。彼があのときのままで出演することができれば最適だろうな。でも、今はもうオジサンだから問題外か(笑)。
新しい人ならエイジア・ケイト・ディロンとか? あ、男性じゃないか(笑)。

「デューン 砂の惑星」は一度映画になっている。
デヴィット・リンチ監督の『デューン/砂の惑星』だ。スティングの起用でも話題になった。そうか。ショーン・ヤングも出ていたんだな。『ブレードランナー』の前だったのかな。
原作ファンが「設定をあんなに変えていいのか」とフンガイしていた。予算を投じた大作でユニークだったが、映画として成功していないのかもしれない。
主人公が生きて動くことによってストーリーができていくものだと思うのだが、こういう原作だと…難しい。予言とかもあって、それをなぞっているだけのような大味なものになってしまう。

https://youtu.be/M0tJrEhXgj4

余談だが…YouTubeで、身体に“下敷き”をいっぱいくっつけてファイティングポーズしているのを観た。『デューン/砂の惑星』のシールドみたいでおかしかった(笑)。


今度の『砂の惑星』はどうなんだろう。その前に、映画は本当にできるんだろうか。
どこをどう映画にするか。当然、デヴィット・リンチ版とは変えるだろう。そんなことを考えながら原作を読むのもたのしい。

さぁ、関東に…砂嵐ならぬ台風15号嵐がやってくる。


人生模様を味わうもエ~ガね

『人生模様』はオー・ヘンリーの短編小説5話からなる1952年のオムニバス映画だ。ストーリー的にもよく知られる。わしはオー・ヘンリーを読んでいないはずなのに内容を知っていた。
散りゆく枯葉と自分の命を重ねてしまう「最後の一葉」など、特に有名だろう。とてもいい話だ。

それぞれの話のつなぎで、文豪のスタインベックが解説している。オー・ヘンリーは人生経験の豊富な人で、刑務所だか留置所に入ったこともあるらしい。だから、庶民のいろいろな…笑って泣ける温かい作品が書けたんだろうな。

「警官と讃美歌」は軽犯罪を犯して、ホテルのような刑務所に入ることを企てる浮浪者の話だ。この話ではほとんど通行人のような役でマリリン・モンローが出てくる。とてもかわいい。

そういえば昔、アメリカ人の友人女性に「かわいい」といってフンガイされたことがあったな。子どもあつかいしている表現だという。じゃあ、何といえばいいんだと聞くと「つよい」といってほしいといってた。

「かわいい」が差別的発言だという。そうなのかな。そんなつもりはないんだけど…。
そのときは奇妙に感じたものだが、この頃は時代的にそうなりつつあるのかもしれないと思ったりもする。


当時は「かわいい」の訳が「キュート」しかなかった。今なら…逆に、「かわいい」のまま世界語として通用するから大丈夫なのかもしれない。
かわいいは正義…なんてね。

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