ブラック・スネーク・モーンを聴くもエ~ガね

アカデミー賞の発表は「作品賞」の名前を間違うという…前代未聞の事態だったようだ。ま、わしはテレビを観ない…というかテレビがないので詳細は知らない。新聞で確認した。

2月が終わる。あわてて「ウダウダ日記」を書くことにする。『ブラック・スネーク・モーン』はどうだろう。監督はクレイグ・ブリュワー。2007年の作品だ。

https://youtu.be/hd-f2SfVpQ0

場所はアメリカ南部。心に傷を持った少女と、孤独な老人をつなぐ鎖…いや、ブルースでつながる。『ブラック・スネーク・モーン』というタイトルもブルースの曲名らしい。

依存症という言葉をよく聞く。程度の差こそあれ、人は皆…何かの依存症なのかもしれない。
クリスティーナ・リッチ扮するレイ。彼女は幼少のころに虐待を受けたことが原因でセックス依存症だ。

サミュエル・L・ジャクソン扮するラザラス。彼は元、ブルース・ミュージシャンだったが、奥さんは去り…今は孤独な農夫だ。
ある日、ラザラスが道で半裸のレイを拾う。彼は自分なりの治療法で彼女を治そうとする。

怪作の部類かもしれない。レイを鎖で監禁するわけだから…。でも、ラザラスの歌声がなかなかよくて…レイは癒されていく。

クリスティーナ・リッチは『スリーピー・ホロウ』とか、ちょっと怖いけどかわいい女優だ。
サミュエル・L・ジャクソンは『スターウォーズ』とかいろいろな映画に出ているが、唄える人とは知らなかった。だから、その歌声にちょっと驚いた。

それより驚いたのがわしの記憶力。DVDで観ていて、終わりころになって前に観たことがあると思い出したのだ。情けない。

この世界の片隅に居場所を見つけるもエ~ガね

能年怜奈の声が聴きたいという不純(?)な動機で『この世界の片隅に』を観た。発見があった。『マイマイ新子と千年の魔法』という好きだったアニメの片淵須直監督の作品だったのだ。

https://youtu.be/kczb7IJJg0g

『この世界の片隅に』は第二次大戦下の話。広島と呉が舞台。呉は海軍の拠点があった場所だ。
主人公のすずは18歳で呉に嫁いでくる。不器用だが…一生懸命、明るく健気に生きる。過酷な時代を…。それ以上の説明はいらないだろう。

方言は懐かしく温かい。「ありがと」というとき、語尾をあげる。あれは小津映画『東京物語』のお母さんの話し方と同じだ。『東京物語』は尾道から東京の子ども夫婦を尋ねる話だった。

主人公のすずは絵を描く子だ。いつもスケッチしている。
わしにも似たような思い出があった。小学生のとき、図画コンクールの絵を高校生だった兄がアドバイスしてくれるうちにほとんど描いてしまって、それを提出したら評価されてしまい…。「小学生の絵じゃない」という周囲の声に「この子なら描ける」と先生はわしを擁護してくれて…。最後まで真相をいえなかった。

とにかく、絵を描く者の気持ちはよくわかるし、スケッチブックに描いた絵が動き出すなど、『この世界の片隅に』の…そういうところがアニメとして好きだった。
『攻殻機動隊』とか、いわゆるジャパニメーションと呼ばれるタイプの絵ではない。むしろ、地味で古いタイプだろう。劇場でそういう声も聞こえた。でも、その中に新しさと温かさを感じることができた。

当時の生活の町並みや小道具や野菜や草花までも、丁寧につくられている。どこか教科書のようでいて、しっかりとすず目線の物語なのだ。その時代を精一杯生き抜いたすず。生まれてきてくれて…出会ってくれてありがとう。そんな言葉が思い浮かんだ。

のん…こと能年怜奈の声も温かくいじらしく、すずとマッチして生き生きと輝いていた。


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