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SW フォースの覚醒に興奮するもエ〜ガね!

『スターウォーズ/フォースの覚醒』を観た。12/18の18:30に観たかったが…翌日の観賞になった。新しいシリーズのスタートを噛みしめた。今も牛のように噛みしめている。

https://www.youtube.com/watch?v=cvruvNeN1ck

思えば…1作目の『スターウォーズ』を観たのは大昔だ。何度も観ている。結婚を考えていた彼女とも観た。確か、日本公開はアメリカ公開の翌年…スピルバーグ監督の『未知との遭遇』と同じ年だった。待ちきれず、仕事仲間でアメリカまで観に行った者もいた。昔を思い出す。遠い記憶が覚醒していく…。

後に1作目が4作目に位置づけられた。虫先生が単行本の際に絵を手直ししたように…ルーカス監督はリバイバル公開の際にCGで手直しした。おかげで、最初に公開されたフィルム状態で今観ることはできないだろう。

ジョージ・ルーカス監督の映画は『アメリカン・グラフィティ』から観ている。もちろん、『THX-1138』も観ている。『アメリカン・グラフィティ』は好きな映画だ。そこにチョイ役で出ていたのがハリソン・フォードだった。彼がハン・ソロ船長役に抜擢された。

考えてみれば、初期の作品には…今ある環境から逃げ出すという要素が強い。『スターウォーズ』にもそれがないとはいえない。もしかすると、ルーカスの少年時代に通じる何かがあるのかもしれない。苗字と名前だが、ルーカスとルークは似ているし…。

『スターウォーズ』はハリウッド映画というより、ほとんどルーカスの自主映画。公開の度にシリーズのすべてを観てきた。

1作目がエピソード4に位置づけられ、新しくエピソード1からのシリーズができた時点で…1から6までをつづけて観たりもした。つづけて観ると、ルーク・スカイウォーカーではなくダース・ベイダーが主人公になってくる。
間違い探しのように、CGで修正された部分を見つけたりもした。ともかく、『スターウォーズ』とは長い長いつき合いなのだ。

大好きな黒澤映画の『隠し砦の三悪人』がベースになっているとか、クロサワの“ジダイ劇”から“ジェダイ”が生まれたとかはファンの間ではいわずもがな…。今回の惑星“タコダナ”は新宿区の“タカダノ馬場”から生まれたらしい。

ルーカスフィルムはディズニーに買収された。5000億円だとか…。
それはいい。問題はルーカスなしで『スターウォーズ』がつくれるだろうかということだった。ディズニー側はルーカスが用意したストーリーを使わなかったという。

とにかく、ルーカスの手から離れる形で新しいシリーズがスタートした。7作目が公開された。J.J.エイブラムス監督によって…。

『スターウォーズ/フォースの覚醒』は完全なオリジナル。タイトルにエピソード7とかっていうのも付いてない。でも、かつての巨大な宇宙船が残骸として映っていたりする。それが美しかった。それが昔を思い出させてくれた。

過去に敬意を払いつつ未来を築いている。これまでの『スターウォーズ』がしっかり残っている。DNAとして…しっかり。それが何よりうれしかった。J.J.エイブラムス監督もいっていた。「前と同じだよ。それを望んでたんだろ?」と。

前と同じだが新しい。世代交代というか、メリハリというか…若々しく新鮮だった。
レイ役のデイジー・リドリーが瑞々しくてとてもよかった。新型ドロイドのBB-8もいい。ただ、ここには書けないが…ショッキングな事が起きた。彼が亡くなるとは思わなかった。驚いて、辛くて…この日記が書けなかった。

知り合いで、今まで『スターウォーズ』シリーズを観たことがなくて『スターウォーズ/フォースの覚醒』を初めて観たという人がいた。ジェダイもフォース(理力)も意味がわからなかったらしい。無謀。エピソード4は必須。最低でも4から6までを観るように伝えた。
前のを観ないで観てはいけない。これまでを…誰がどう継いだかをたのしむ映画ですから。とはいっても、何も知らない若い世代を意識してつくられていましたけどね。


よくわからない点もあったけど、これからそれが明かされていくんでしょう。
ともかく、新しいシリーズを楽しもうと思っています。
もう、誰にも止められない。

https://www.youtube.com/watch?v=BDvZ9UECfj8

Mi ローグ・ネイションを観直すもエ〜ガね

同じスパイものでも『ミッション・インポッシブル』は荒唐無稽で明るい。いわば、マンガチックです。
こっちもしっかり劇場で観ていますが、『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』をDVDで観直してみたのです。しかも、コメンタリーで…。得るものがたくさんありました。

https://www.youtube.com/watch?v=0TkkY3WAmFk

わしはコメンタリーが大好きです。そこでは、トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督が画面について細かくしゃべっている。映画がスピーディだから会話が間に合わない。

驚いたのは…ストーリーの基本路線を決めただけで撮影に入ってるってことです。「撮影を始めよう。細かいことはあとで考えよう」と、まるで香港映画の制作みたいな…そんな感じを受けましたね。「観客のハラハラと違って、我々は仕上がりをハラハラ心配してた」とかね(笑)。

とにかく、おもしろくするには…すばらしい“絵”を撮るためにどうすればいいか、映画と現実とのギャップをどう埋めるか。それらをつくりながら考えていたようです。「つないでみたらツジツマが合わないから、あそこはあとで撮影して加えたんだよね」とかって感じ。プレミア5日前で未完成だったというから驚いてしまいます。

俳優陣が皆、魅力的。IMF仲間も悪役も…皆、すばらしい。
謎のレベッカ・ファーガソンはいうまでもないのですが、最初にレコードを渡す彼女は誰でしょう。チャン・ジンチュー? ファンになりました。彼女の撮影場面は時間がかかったと語ってましたね。

鏡の場面での手前の人物が代役で、映り込んでるほうが本物っていうのも新鮮な驚きだったし、バイクの走行シーンでは「膝が地面をこすった」といったましたね。トム・クルーズ…あの笑顔の裏で、映画のために命がけで演じてる。ま、そんな話がコメンタリーにはいっぱいでわしは好きなんです。

トムはプロデューサーとして監督に「君はよくやったよ」と語り、俳優として応えたりもする。
トム・クルーズという人は観客との距離を一番に考えているように思いました。「登場人物を味わってよ」「映画づくりの大変さを一緒に味わって楽しんでよ」といってるように感じました。その意味でも、プロデューサーと主演を兼ねるというのはベストの…賢い方法なのでしょうね。


スペクターを観て黄昏るもエ〜ガね

『007 スペクター』を観ました。ワンショットを感じさせる…まるでタバコでも買いに行くようにビルの屋上部を歩いて仕事に行くイントロにシビれました。『スカイフォール』もそうだったけど、オープニングだけで映画1本分の価値があるかもしれません。『スカイフォール』につづいて、今回も監督はサム・メンデスです。

『スペクター』には随所にこれまでの『007』へのオマージュ的要素が含まれていて、楽しませてくれます。たとえば、レア・セドゥと会うシーンは『女王陛下の007』だし、列車でのアクションは『ロシアより愛を込めて』を思い出します。クリストフ・ヴォルツの詰め襟はどう観ても『ドクター・ノウ』ですよね。

ただ、観終わって…寂寥感のようなものが残った。007の過去が背景にあることもその理由のひとつでしょう。いや、過去を描くということでいえば前作の『スカイフォール』もそうだったのですが…今回は、彼に「自分に別の生き方があったのだろうか」という考えが芽生えたようにも思えて…淋しい気持ちになったのかもしれません。

余談ですが、Q役の俳優って吉岡秀隆に似てませんか? わしは彼を思い出してしまう(笑)。

24作目でしたっけ…。もう、007の時代じゃないんでしょうね。現実のほうが映画以上ですもんね。ありがと! おおきに! だんだん! ダブルオーセブン疲れさまといいたいです。
DVDが出たら、きっともう一度観るでしょうけどね。

わしにとって、007といえばショーン・コネリーしかいないのですが、ダニエル・クレイグもまた…彼らしい今までにない存在感を残してくれましたね。

https://www.youtube.com/watch?v=peTvBjl8Zck



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ネコ爺ことネコタル爺の高峰 至です。

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