わたしを離さないでと叫ぶもエ〜ガね
わしの映画日記を読んで、「コメントにウカツなことは書けないと思った」といった人がいました。わしのほうこそ、未熟な映画ファンですよぅ。ウカツにも観てない映画がいっぱいある。それを探求したいし、教えていただきたいわけですよぅ。
http://www.youtube.com/watch?v=LE9ny5VDt1c
『ピクニック・アット・ハンギングロック』を書いたら、『わたしを離さないで』を思い出しました。両作は出だしの感じが似ていたんですよ。
『わたしを離さないで』はカズオ・イシグロの原作で、マーク・ロマネクの監督作品です。
『プライドと偏見』のときはキーラ・ナイトレイが主役で、脇にちょこまかとキャリーがいましたが、『わたしを離さないで』では逆転してキャリー・マリガンのほうが主役です。とはいっても、キーラは重要な役ですけどね。
医療ものか、寄宿学校ものか。まさかまさか、SFじゃないだろうなと思いつつ…ジャンルも何も知らないでDVDの『わたしを離さないで』を観始めたんです。
ある意味、これは教育をテーマにした映画といえるかもしれませんね。
最初、3人の子どもたちがメインです。やがて大人になってキャリー・マリガンとキーラ・ナイトレイと(アメージング・スパイダーマン役の)アンドリュー・ガーフィールドになるわけですが、それぞれの子役時代とのつながりが感心するほど違和感がなかった。
『ブレードランナー』や『レポゼッション・メン』や『私の中のあなた』を思い出したものの…内容については我慢して、ここには書かないでおきます。まだ観てない人には、わしのように真っ白な気持ちで観てほしいからです。
衝撃的でした。ただただ、思いが溢れてくる。寂滅を描く寂寞映画とでもいうのか。静かに静かに静かに、しかし激しく激しく…そして切なく美しく、心に突き刺さる作品です。
最近話題のナントカ細胞とか、医療関連のニュースとかを観たり読んだりしていると… この映画のようなことも地球のどこかで実際にあり得るのではって思えてくる。
映画だけの話であってほしいと願うばかり…。
自分は何者だという思い。アイデンティティについての呼びかけ。それは長崎に生まれてイギリスに育った原作者カズオ・イシグロ自身の無意識の中での迷いだろうか。
わしは生涯、この映画を…この哀しみを忘れることはない。
DVDラベル=わたしを離さないで
http://www.youtube.com/watch?v=LE9ny5VDt1c
『ピクニック・アット・ハンギングロック』を書いたら、『わたしを離さないで』を思い出しました。両作は出だしの感じが似ていたんですよ。
『わたしを離さないで』はカズオ・イシグロの原作で、マーク・ロマネクの監督作品です。
『プライドと偏見』のときはキーラ・ナイトレイが主役で、脇にちょこまかとキャリーがいましたが、『わたしを離さないで』では逆転してキャリー・マリガンのほうが主役です。とはいっても、キーラは重要な役ですけどね。
医療ものか、寄宿学校ものか。まさかまさか、SFじゃないだろうなと思いつつ…ジャンルも何も知らないでDVDの『わたしを離さないで』を観始めたんです。
ある意味、これは教育をテーマにした映画といえるかもしれませんね。
最初、3人の子どもたちがメインです。やがて大人になってキャリー・マリガンとキーラ・ナイトレイと(アメージング・スパイダーマン役の)アンドリュー・ガーフィールドになるわけですが、それぞれの子役時代とのつながりが感心するほど違和感がなかった。
『ブレードランナー』や『レポゼッション・メン』や『私の中のあなた』を思い出したものの…内容については我慢して、ここには書かないでおきます。まだ観てない人には、わしのように真っ白な気持ちで観てほしいからです。
衝撃的でした。ただただ、思いが溢れてくる。寂滅を描く寂寞映画とでもいうのか。静かに静かに静かに、しかし激しく激しく…そして切なく美しく、心に突き刺さる作品です。
最近話題のナントカ細胞とか、医療関連のニュースとかを観たり読んだりしていると… この映画のようなことも地球のどこかで実際にあり得るのではって思えてくる。
映画だけの話であってほしいと願うばかり…。
自分は何者だという思い。アイデンティティについての呼びかけ。それは長崎に生まれてイギリスに育った原作者カズオ・イシグロ自身の無意識の中での迷いだろうか。
わしは生涯、この映画を…この哀しみを忘れることはない。
DVDラベル=わたしを離さないで