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キラーカブトガニがB級でもエーガニ

モンスターパニック? 『キラーカブトガニ』という奇妙でおもしろいのを観た。

舞台はカリフォルニアの海辺の街。放射能の影響で突然変異したカブトガニが襲ってくるのだ。

ボンクラなB級映画だが、いい感じだ。笑える。映画愛が感じられる。

監督はピアーズ・ベロルツハイマーという人で、これが初めての監督作。6年かけてつくったらしい。

日本の怪獣映画が大好きだったんだろうな。『ジョーズ』や『グレムリン』とかも思い出すね。

次は何をつくるんだろう。この監督の名前を憶えておこう。

[新宿シネマカリテ]は奇妙な映画をやってる。また行ってみよう。

https://youtu.be/Woz4K-ceL-c

友人Tを思い出す。彼が大好きそうな映画だったな。

ジュラシック・ワールドの新作観るもエ~ガね

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を観た。初日にだから…何日過ぎたんだろう。
とてもおもしろかった…にも関わらず、わしは満足感では満たされなかった。なぜか、ずぅっとそのことを考えていた。

『ジュラシック・パーク』3作と『ジュラシック・ワールド』3作の計6作。何かに似てる。
そう、『スターウォーズ』の456話+123話。そのあとの789話。あのときの違い…というか違和感を思い出したのだ。

“新たなる支配者”とは誰のことなんだ?
前作の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』からほとんど進展してないんじゃない?
すごくおもしろかったが、最初の『ジュラシック・パーク』的なものとは質が違うだろうね。SFスパイアクションみたい。

30年前の1作目『ジュラシック・パーク』のとき、CGは数分だった。そこから比べると技術的にはすごい進歩。でも、恐竜への愛が弱い…かもしれない。いや、そんなことはないか。“ブルー”はよかったもんな。だけど…共生ねぇ。
とにかく、恐竜も人物キャラもい~っぱい出てくる。卒業イベント。派手で賑やかな映画だったよ。

もともと、5分くらいの超古代のプロローグがあったんだ。よくできてた。わし好み。それははずされて…YouTubeで独立している。合わなかったんだろうね。あるいは時間的なことかな。
『スターウォーズ』9話のように、皆でアイディアを出し合ったんだろうと思う。

監督はコリン・トレボロウ。確か、『スターウォーズ』9話のときに…はずされた監督?
何にしても、シメククリは難しいよね。

https://youtu.be/xlxrUahdSDE
はずされたプロローグ↓
https://youtu.be/uQe-4sZsiQ0


スパイダーマンの新作を観るもエ~ガね

『エターナルズ』のキャッチコピーには「アベンジャーズ/エンドゲームは、始まりに過ぎない」とあった。ヒットすると次々とつくるんだもんなぁ。

公開に合わせて『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た。いいね。なるほど、こう繋がるのか。斬新だし、泣けるし、確かにおもしろいと思う。

トム・ホランド版は若々しくていい。新作『ノー・ウェイ・ホーム』を2度観た。ゼンデイヤとのコンビもいいね。
アンドリュー・ガーフィールド版も重いがわるくない。もう1本ほしかったな。
でも、今までの中で一番好きだったのはトビー・マグワイア版の1作と2作。特に2作のドック・オクのがよかったなぁ。

確かに、パラレルワールドになっているアイディアはすごい。映画の幅は広がるだろうね。SONYは…いや、映画産業は潤う。でも、わしはもう…今後の『スパイダーマン』を観ない。

いろいろできる。トムのピーターやドクター・ストレンジやあの最悪のヤツは忙しくなる。でも、それに関わるすべての映画をわしは観ない。こうすればいくらでも映画はつくれる。もういい加減にしてほしいのだ。だから…観ないことを決意する。

クモの糸で繋いで、空を飛びまわっていたスパイダーマン…。わしは彼を忘れない。

https://youtu.be/JfVOs4VSpmA


ビバリウムが奇妙でエ~ガね

わしは奇妙な映画が好きだ。『キンザザ』とか『ドニーダーコ』みたいな…。
『ビバリウム』もまた奇妙な映画だった。

若いカップルがマイホームを探している。不動産屋の奇妙なオジサンが「Yonder」を紹介する。
見るだけならと思っていたカップルだが、ソコから抜け出せなくなる。

監督はロルカン・フィネガンで、カップルはジェシー・アイゼンバーグとイモージェン・プーツ。

ビバリウムとは自然の生息状態をマネてつくった飼育場を指す。最初に鳥が出てくる。それがすべてだといってもいい。

夢のマイホーム? 後味がいいかどうかは知らない。ただ…どよ~んと残る。これ以上はいえない。

https://youtu.be/HwOwt9jeXVs


DUNEに陶酔するもエ~ガね

これぞ、映画館で観るべき映画だろう。わしは公開されてすぐに観た。『DUNE/デューン 砂の惑星』のことだ。
この映画を何年も待ったからね。IMAXで観た。IMAXは横長の通常の画面に比べると正方形に近い。つまり、昔のテレビの画面の比率。それの上下をカットして…通常の画面にしている。

ポスターのDUNEの文字。これでデューンと読めるのかというほどの斬新さ。まるで『メッセージ』の丸文字みたいだ。

西暦1万190年。アトレイデス家は皇帝より、アラキス=別名デューンという惑星の統治を命じられる。メランジという香料が産出される砂の惑星。しかし、そこには宿敵のハルコンネン家が…。
まるで中世のヨーロッパ調だ。コンピュータとかを越えてそういう未来が来ている。もっとも原作は半世紀も前に書かれたのだ。

その昔、フランク・ハーバートの原作小説を読んだ。監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは原作に忠実に表現している。原作愛がある。と思うが、映画では心模様などの説明がない。小説では生態系などがながながと書かれていた。それを想像するのが観る者の喜びだが、何も知らないで初めて観て…わかるかなぁ。用語とか難しいからなぁ。

デヴィッド・リンチ監督の『デューン 砂の惑星』もあった。アレを観ておくといいかもしれない。
ホドロフスキー監督も挑んだようだが、わしは詳しいことは知らない。でも、確かあのときの企画が後の別の映画制作に発展したんだよね。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のは決して派手という映画ではない。ただ、不自然さがない。自然なのだ。
でもだからこそ、そこにいると感じさせてくれる。深く重く…壮大な宇宙を感じさせてくれる。映像で伝えてくれる。きっと本物なのだ。
そこがこの監督作品の好きなところだ。

エキゾチックなハンス・ジマーの音楽がいい。時間感覚というか、宇宙に根ざしていると感じるのも…この音楽のせいもあるだろうね。

俳優陣が皆、すばらしい。主人公であるアトレイデス家の後継者ポール役のティモシー・シャラメ。その瑞々しさ。母親のレディ・ジェシカを演じるレベッカ・ファーガソンは修道会ベネ・ゲセリットの者なのだ。わしはレベッカのファン。“ボイス”にしても派手ではない。
そして、ポールが兄のように慕うダンカンにジェイソン・モモア。彼のアクションがよかった。

トンボみたいな羽ばたき飛行船もいいね。オーニソプターっていうのかな。アレ、1台ほしい。ほんとに。
そして、あの巨大なサンドワーム…。ミミズがいる土地は肥えるという。サンドワームはミミズからの発想かもしれない。
そしてそして、現地人フレメンのチャニに扮するゼンデイヤ。この映画、女性の比重が大きくなってる。彼女の活躍は続編を待つしかない。

2の制作が決まった。『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2の制作が決定したのだ。
また美しい砂漠が観られる。美術が観られる。ポールの目も青くなっているだろう。リンチ版でスティングが演じたフェイド役を誰がやるのか…。
再来年が楽しみだ!

https://youtu.be/OroG1lNBvcg

その頃には…わしの中山道歩きも終わっているに違いない。


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