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カッペイ&俺物語がエ~ガね

まったく別ものなのに、わしの頭の中ではこの2作は混ざり合ってる。笑いでグチャグチャだ。

世界が滅亡するという予言を受けて、幼い頃から救世主になるべく試練を積んできたカッペイたち。しかし…。
師範役が古田新太。カッペイ役が伊藤英明で、相手役が上白石萌歌だ。他、豪華出演陣。
『カッペイ』は2022年の平野隆監督作。若杉公徳のギャグ漫画が原作らしい。

対して、『俺物語!!』は2015年の河合優人監督作。河原和音の少女マンガが原作のようだ。
いかつい顔とガタイ、ゴリラ似の主人公に鈴木亮平。相手役が永野芽郁というラブコメなのだ。

2作はまったく違うのだが、かわいい女性に一目ボレという純情性は共通してる。
気楽に楽しむにはこーゆーのはもってこいだろう。

それにしても、鈴木亮平って人は出る映画によって変貌ぶりがすごいねぇ。白石和彌監督作とかだと怖いほどだった。他にも、あの『変態仮面』なんてのもあったからねぇ。

https://youtu.be/8SzTuBD7ZhI
https://youtu.be/E0oGI9cRbxs


翔んで埼玉に行くもエ~ガね

埼玉県の極楽湯(黒湯)に行くのだ。日ごろの疲れを癒すのだ。


その前に、千葉県出身の武内英樹監督の映画『翔んで埼玉』の話。魔夜峰央の未完成マンガが原作で…昔、このマンガのことで話題になったことがあったな。

いつ行っても何を観ても空席いっぱいの吉祥寺の映画館。それに慣れて調布に行ったら…入れなかった。立川に行ったら満席。と、そんな具合でなかなか観ることができなかった。東映映画なので上映館が少ないという問題もある。でもまぁ…とにかく、立川で観たのだ。

https://youtu.be/e9oqSli4S8g

草でも食べさせろ!? “通行手形”って…!? 
くだらないことを大まじめに演じてる。そこがおもしろい。「おもしろい」と「くだらない」は紙一重だが、ハカリにかければ「くだらない」が勝つのかなぁというのがわしの印象。

観終わって出てきたカップルが「埼玉をバカにしてるみたいだけど、結局は埼玉の自慢じゃない?」といってた。ま、わしもそう思う。
東京への羨望や劣等意識はわかる。でも…そもそも、東京人にしたってほとんどが元は田舎者なわけで、埼玉をバカにできるわけないし、してもいない。

埼玉の人にしたって、埼玉県で『翔んで埼玉』が一番ヒットしていることから見ても、郷土に対する愛がないわけじゃない。「埼玉フィーバーだ! 恥ずかしいけどうれしい!」くらいの気持ちじゃないかな。
一番ディスられてるのは群馬じゃない? 千葉の人はどう思っただろうな。関東以外の人にもおもしろさがわかるのかなぁ。

GACKTが「美しい」という声が聞かれたが、実はわしは二階堂ふみのファンだ。デビューの『ガマの油』の…はにかんだ笑顔が忘れられない。ヒットに関係なく『翔んで埼玉』を観る予定でいた。今回はすごい表情がいっぱいだった(笑)。
彼女の「こんなくだらない映画がヒットするとは思わなかった」というコメントがおかしい。


それよりも、映画館に不満を持った。
スクリーンの下が前の人の頭で欠けたのだ。冒頭、キャプションが画面下に出るが、わしはそれを読むことができなかった。
だから、前の座席の人にお願いして頭を下げてもらった。その人は不愉快だったと思うが…わしだって嫌な気分だった。
と、最初でつまづいたので、ちゃんと観賞できなかった感は否めない。

わしはちゃんと観たいから、少しでも画面が欠けるのは耐えられない。だいたい、昔のフラットな床の“小屋”ならまだしも、新しくできたところでそうなるとはどういうことだろう。
観客に対してもそうだが、つくった監督たちに失礼だろうと思う。映画館側に抗議しようかと思ったがやめておいた。どうせいっても改善してもらえないだろうし、わしがもう行かなければいいだけのことだ。

新宿のシネコンでは決してこういうことはない。立川だから仕方ないかと思い、ふと…『翔んで埼玉』のことを考えた。そうか、わしにもこういう気持ちがあるんだなぁってね。


何はともあれ、ヒットして映画人口が増えるのは映画ファンとしてうれしいことだ。
さぁ、翔んで埼玉は和光市の極楽湯(黒湯)に行って、体と心の疲れを癒すとしよう。

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