クリーピー 偽りの隣人に恐怖するもエ~ガね

分類でいえばサスペンス・スリラーだろうか。DVDで黒沢清監督の『クリーピー 偽りの隣人』を観た。よくわからないという気持ちも含めて…怖い映画だった。

https://youtu.be/9ptHoQmkcYI

クリーピーとは…ぞっとするみたいな意味らしい。
恐怖は近くに存在する。隣人は奇妙で不気味だ。演ずる香川照之は、善人も悪人も演じた緒形拳に匹敵するすごい役者だと思う。

犯罪者には、秩序型と無秩序型とよくわからない混合型とある…みたいな説明があった。それを説明する主人公が、実は犯人側の人間…かもしれない。主人公自身が混合型なのかもしれない。
隣人とは隣の家の人だけでなく、傍にいる人も含まれるかもしれない。

主人公の犯罪心理学者を演じる西島秀俊はどこか普通じゃない。彼の妻役の竹内結子にしても奇妙だ。どうしてそうなる? 特にわからなかった。 
ひとり生き残った役の…川口春菜だけがマトモかもしれない。

もっとも、何が普通で何が普通じゃないか、何がマトモかそうじゃないかなんて誰にもわからない。誰にもいえない。だから…怖い。

原作は前川裕の「クリーピー」だが、おそらく外枠だけを借りてきて別物の映画にしているんだろう。
黒沢監督の映画は怖い。説明してくれない。どこか感覚的だ。観る側が考えるしかない。しかし、そもそもわしらは日常の中で、ちゃんと考えて明確に行動していることが少ないような気もする。あいまいなことが多いかもしれない。
『CURE』もそうだったが、黒沢清監督の映画そのものがよくわからない混合型なのかもしれない。多分、そこが魅力なのだ。


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