幸せをつかむ歌を聴くもエ~ガね

知らなかった。いわれなかったら決して観なかった。人から教えられて観ると…そこには発見がある。自分に欠けているところも見つける。これは人間賛歌の映画だろうな。よかった。

メリル・ストリープ主演の『幸せをつかむ歌』のことだ。ロックスターを夢見て家族を捨てた母親が…子どものことで古巣へ帰ってくる。子どもから他人以下と思われても、子どもを愛するのは親の使命なのだ。
アバズレな母親? 問題の子どもたち? 音楽仲間だって問題だ。
でも、人はそれぞれ…いろいろあるが、皆それぞれにすばらしい。生きているだけですばらしい。それがヒシヒシと伝わってくる。

ベッドに入っても眠れない。思いがあふれてくる。君を悲しませたくない。君が誇りだ。君さえいれば生きていける。

そんな言葉が歌詞の中にもあった。心に刺さった。響いた。笑った。
一番驚いたのはリッキー役のメリル・ストリープの歌声。彼女はこんなにも歌が上手だったの!? 知らなかった。

https://youtu.be/o2kpRPu4pp4

2015年のアメリカ映画。ディアブロ・コディ脚本で、ジョナサン・デミの監督作。
もうひとつ驚いたのが…娘役。メリル・ストリープの本当の娘だったのだ。知らなかった。

復活を祝してイースター・パレードを観るもエ~ガね

フィギュアの羽生選手が怪我を克服して…復活の金メダル! 知り合いが平昌にまで応援に行っているのだ。氷上の舞いに感動をもらった!

そんな興奮の中、DVDで『イースター・パレード』を観た。
チャールズ・ウォルターズ監督による1948年のミュージカル映画。主演はフレッド・アステアとジュディ・ガーランド。音楽とダンスを通してロマンスが描かれるのだ。

https://youtu.be/-xxfm5-zRHo

イースター・パレードの前日、主人公のドンはショーのパートナーから解消をいわれる。腹いせに、酒場の踊り子ハナにパートナー話を持ちかける。でも、その娘はダンスの基本も知らなくて…。と、そういう内容だった。

イースターとは復活祭。もともとはキリストの復活のことだが、イースターの語源は春の女神エオストレから来ているらしく、イースター・パレードは宗教色のない早春イベントのようだ。
ニューヨーク等で行われるパレードでは春の訪れを感じさせるカラフルな色の服を着て、女性はハットをかぶって歩く。家ではカラフルに飾りつけをして、子どもたちがウサギによって隠されたとされるタマゴを探すらしい。そうして春の訪れを祝うのだろう。

映画の中の紫を基調にした衣装もカラフルで美しい。とにかく、美術には驚いてしまう。
それよりもっと驚くのがフレッド・アステアのダンス。わしは『バンド・ワゴン』を先に観ていたのだが、そっちのほうが後の作品のようだ。

フレッド・アステアの歌と動きにはマイケル・ジャクソンの源流を感じたりもした。
怪我をして途中降板したジーン・ケリーの代わりに、引退していたフレッド・アステアが出ることになったらしい。そのときのものと思われるジーン・ケリー版の映像がYouTubeにあったが、カラーではない。おそらく、この『イースター・パレード』からカラーになったんだろう。

フレッド・アステアがジュディ・ガーランドと一緒に唄う浮浪者ダンスがたのしい。特に、ジュディのヘン顔には笑ってしまった。杖がフレッドの手に戻ってくる場面もビックリした。とにかく、ハッピー・イースターのたのしいミュージカル映画だった。

移動祝日である復活祭、今年は4月1日らしい。草木が芽吹く季節はすぐそこまで来ている。

この季節に奇跡のシンフォニーを聴くもエ~ガね

風の音、水の音、木の葉の囁き、星たちの声…。
音楽が聴こえてくる。世界は音楽が満ち溢れている。
聴こえてくる音楽に少年は返事を書く。音楽という形で…。

『奇跡のシンフォニー』は音楽に導かれて両親に会う話だ。この映画のことを書こう。

https://youtu.be/KYZKrBk8Bz0

2007年のアメリカ映画。音楽の才能を持つエヴァン少年役にフレディ・ハイモア。心の耳によって美しい調べが生み出される。音楽担当はハンス・ジマー。監督はカーステン・シェリダン。原題は「オーガスト・ラッシュ」で、ロビン・ウイリアムズ扮する男が名づけた…いわば少年の芸名だ。

純粋でまっすぐな少年の心。いじらしく感動的。両親役のふたりもいい。綺麗なキレイな映画。
この映画のことを書こうと思ったが、蛇足になりそうなのでこれくらいにしておこう。

たまには短い映画日記もいい。今年も…もうすぐ終わる。

空気、光…。心を開くと、わきおこる調べが聴こえてくる。

世界が子どもたちの笑顔でいっぱいでありますように…!

ラ・ラ・ランドでラララ気分もエ~ガね

『ラ・ラ・ランド』を観た。デイミアン・チャゼルの監督作品。
オープニングのミュージカルシーンがすごい。ほとんどワンショットだ。いったい、どれくらい練習したんだろう。妥協なき若き監督のこだわりに敬服。

https://youtu.be/tlyqz57sHgM

売れないジャズピアニストのセヴと女優志望のミア。夢と出会いと才能と日々の生活…。エマ・ストーンは知ってたがライアン・ゴズリングはよく知らんかった。新しい『ブレードランナー』の主役なのか。

衝撃的な『セッション』が大好きだったが、あの鬼教師もちょっこし出てた。

デイミアン・チャゼルの初監督作はミュージカルだったらしい。ミュージカルはこれが初めてじゃなかったんだな。なるほど。
そうか…『グランドピアノ 狙われた黒鍵』の脚本もデイミアン・チャゼルだったか。知らなかった。

ジャズ発祥を描いた『ニューオリンズ』を思い出した。セヴからのジャズの説明を聞きながら、昔…交流があった高名なジャズピアニストを思い出したりもした。

なるほど、“ラ・ラ・ランド”とはハリウッドのことか。『ラ・ラ・ランド』の後半…特に好きだ。ラスト、あれれと思ったが…そうか、そういうことだったんだな。あの表現、好きだなぁ。音楽の中でしか父親に会えない『砂の器』の和賀英良を思い出したりもした。

わしはミュージカルという分野が好きというわけじゃない。でも、昔観た『メリー・ポピンズ』とか大好きなミュージカルはたくさんある。匂いというか…久しぶりにそういう感覚を思い出した。

映画愛。音楽愛。とにかく、映画の魔法。まさに夢のハリウッドだなぁ。
映画館でちゃんと観たかった。わしのDVD再生機はほとんど壊れかかってるのだ(笑)。
せめて、この映画のDVDを購入しておこう。


ダンサー・イン・ザ・ダークに衝撃を受けるもエ~ガね

1週間かけて、DVDで少しずつ『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観た。
いつまでも終わってほしくないという思いで、大切なホームビデオを観るように…。途中でやめれば映画は終わらないとも考えた。後半は…観るのが辛くなってきて少しずつ観た。
そして、ついに最後まで観てしまった。

衝撃的なラスト…! 生涯、忘れることはできないだろう。

https://youtu.be/NQ6HozU5TGo

主演はビョーク。子どもだか大人だかわからない顔立ちをしているが、ビョークがいなければこの映画は成り立たなかっただろうと思う。心の歌声が心に沁みる。
ラース・フォン・トリファー監督による2000年のデンマーク映画だ。

アメリカの田舎町。ビョーク扮するセルマはヨーロッパからの移民。彼女には天性の疾患がある。やがてはひとり息子にも…。そのためにセルマは必死で働いている。
映画は…監督はそんな彼女に試練を与える。どうしてそこまでサディスティックに…。

ときどき、セルマの夢想という形でミュージカルが入る。そういう意味ではミュージカル映画かもしれない。

神も仏もいないのか。無垢な魂ゆえにこれほどの試練を受けねばならないのか。
ラストは…セルマの最初で最後の舞台だろうか。空想と現実の反転。それは美しい。でも、怖い。体調に異変をきたすほどに…。実際、少し気分がわるくなった。

何という過酷な映画だ。2度と観たくはない。でも、好きか嫌いかといわれれば好きな映画だ。
人間の残酷さの向こうにあるピュアなもの(?)に共感するからかもしれない。
衝撃だった。2度観なくても…生涯、忘れることはないだろう。


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