今ごろアナ雪を観るもエ〜ガね

やっと、『アナと雪の女王』を観ました。DVDで…ですけどね。まずは日本語吹き替え版で観て、次に英語版で観て、最後に…エンディング曲の「Let It Go」をいろいろな国の言葉で聴きました。

https://www.youtube.com/watch?v=1yByKkYPIRg

感想を一言でいえば、思っていたよりずっとよかったですね。『ファンタジア』を思い出させるシーンもあって、うれしくなりました。わしは…大ヒットしてるからとあえて観なかったのです。そんなアマノジャクをちょっと反省しました。

ダブルヒロインによるミュージカルファンタジーだったんですね。
アンデルセンの童話を原作にしたレフ・アタマノフ監督の旧ソ連アニメ『雪の女王』…。このアニメがなかったら、日本のアニメの歴史は違っていただろうといわれる作品ですが、そのリメイクだと勝手に思っていたのです。
内容がだいぶ違いますね。確かに、広い意味ではリメイクかもしれない。でも、正しくはリ・イマジネーションというところかな。

『アナと雪の女王』の監督はふたりいますね。ひとりはクリス・バックで『ターザン』の監督ですが、特筆すべきは…共同監督のジェニファー・リーでしょう。ディズニーアニメの歴史の中で、女性監督は初めてではないでしょうか。

ディズニー&ピクサーによるアニメだと勝手に思っていたのですが、どうやらピクサー・アニメーション・スタジオは関わってないようですね。ま、ピクサーのことを書くと長くなるので、今度ゆっくり書きましょう。

ストーリー等についてはもう、今さらなので書きません。
ただ、少々思うところがありましたので、それを書いておきます。

男なんて頼りにならない。女だけでやっていける。そういってるような感じも受けたのです。これも、女性監督だからでしょうか。脚本もジェニファー・リーですしね。
それが大ヒットの理由のひとつだとしたら、今の時代を反映してるのかもしれない。そんなことを考えたりもしました。

「Let It Go」を日本語では「♪ありのままで」と訳して唄っていますが、「♪それでいこう」ではヒットしなかっただろうなということも考えました。意訳のすばらしさですよね。
世の中にはありのままに生きられない人がいっぱいいて、そういう人の共感によってヒットしたのかもしれませんね。
ところで、介護の世界では「バイスティックの7原則」というのがあって、ありのままを受け入れるというのがコミュニケーションの基本原理なのだそうです。何か関連があるんだろうかと思ったりもしました。

もうひとつは、ミュージカルには魔法がよく似合うということです。
SFの超能力とか魔法とかは都合よすぎて…よくわからない。映画を観て、そう思うことが多々あります。でも、ミュージカルにすることで違和感がなくなる。そんなことも感じました。
会話の途中から唄い出すミュージカルは、表現そのものが非現実ですもんね。

アナとエルサの声を神田沙也加と松たか子が担当しているわけですが、声を演じている同じ人が唄うというのはめずらしいというか…貴重で、もしかしたら日本版だけかもしれません。でもないのかな。
それにしても、歌の持つ訴求の力って大きいですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=cvj3-MZO9Tw

この「Let It Go」のシークェンスの途中で一瞬、雪だるまキャラの…オラフだかをつくっています。気づきました? わしは初回では気づかなかった。

ところで、松たか子ですが…最近でも、鈴木雅之と「幸せな結末」を唄ったりしていますね。松竹系で公開された『ジャングル大帝』のエンディング曲も唄っていて…わしはその頃から彼女の歌声が好きでした。
DVDのオマケにはいろいろな国の歌手による「Let It Go」が入っていてよかったのですが、歌手として扱われることに恐縮したのか…本編にあるからなのか…そこに松たか子バージョンはなかった。それがちょっと残念でしたね。
 
ともかく、May J.バージョンも合わせて今度、カラオケの店で唄ってみようと思います。

雪の女王のオリジナルを語るもエ〜ガね

「美しい映像と音楽がよかった」と『アナと雪の女王』が評判のようですね。わしはまだ観ていません。でも、オリジナルは観てますよ。
そもそも、『アナと雪の女王』がリメークだということを知ってる人は少ない気がする。

でも、アンデルセン童話の…幼なじみのカイを探すゲルダの物語とは違うんですね。キャラ名も違いますもんね。ということは…リメークではなく、リ・イマジネーションかもしれません。

『雪の女王』は1957年の旧ソビエト…つまり、ロシアのアニメで、スターリン死後の雪解け時代が反映されているといわれます。
雪の女王にさらわれたカイを探して、少女ゲルダが厳しい自然の中を旅する。そのいじらしくも一途な物語。監督はレフ・アタマーノフです。

この作品が日本にどれだけの影響を与えたか。
わしの想像ですが、のちの…高畑勳・宮崎駿の作品は違ってきたと思う。たとえば、これがなければ『太陽の王子ホルスの大冒険』は生まれなかったでしょう。
つまり、『雪の女王』は日本のアニメの道しるべのひとつだったわけですよね。

その昔、専門学校の講師をしていたとき、生徒数人とともにこのアニメを観に行きました。生徒たちはほとんど『雪の女王』に興味を示さなかったですね。そんなもんですかねぇ。過去があるからこそ今があるんですけどねぇ。きっと、源流には興味がないんでしょう。

雪の女王を敵と見なしてクライマックスは壮絶なアクションシーン…ってわけじゃないですからねぇ。そこがいいんですが、今の若者には物足りなかったんでしょう。

少女ゲルダの無私の愛と、畏敬を持って大自然を美しく描いた『雪の女王』…。
その精神を踏襲し、リ・イマジネーションとして再生した『アナと雪の女王』だと思うのですが、これに関しては観てから書きましょう。

映像が何もないのは淋しいので、ユニークなのをひとつ載せておきます。いいよぉ。
http://www.youtube.com/watch?v=6Dakd7EIgBE


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