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マネー・ショートしてもエーガね?

緊急事態宣言の延長に関して、数値をあげて説明できていないという声があった。数値からすれば、解除は半年後とかになって…日本経済は崩壊する? だから、正直になれなかったのかもね。

人ごとのようにいってしまうが、今は抽象的に表現するしかなかったのかもしれない。プロンプター読んでるだけだし…。

自粛中なのでDVDで映画を観る…という人も多いと思う。旧作レンタルが2週間100円になっていたので、わしも普段は観ない映画に挑戦してみた。

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』という。原題は「The Big Short」で監督はアダム・マッケイ。原作はマイケル・ルイスの「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」だ。

内容が…というより、CDOやCDSとか、サブプライムローンなど、ウォール街の言葉が難しくてほとんど理解できない。自分でもこの分野は苦手というのはわかっていたが、これほどとはね。
昔、「日経新聞」を読めといわれたが、著名人の履歴書と最後の文化面しか読めなかったわしだから…仕方ないか。

1970年代の終わり、アメリカの銀行はのんびりしたものだったという。そこへルイス・ラニエーリという人が現れて、「ガンガン儲けろ!」と住宅ローンのモーゲージ債を始めた。それによって、銀行はアメリカ金融業のトップになっていったらしい。
そして、30年後、リーマンショックが起こり…アメリカ経済は破綻。

それを予見した4人の金融アウトローがいた。はぐれ者たちが巨大なウソを見破ったのだ。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は、そういう実話に基づいた映画だった。よくできた映画だとは思う。
出演陣はクリスチャン・ベールとか、豪華だ。ときどき、登場人物がこっち(観客)を向いて「ここは脚色してある」とか説明してくれるのが“学習マンガ”みたいでおもしろかった。それでもわしにはまだよくわからないけど…。

「厄介なのは知らないことじゃない。知らないのに知っていると思い込むことだ」という、マーク・トウェインの言葉が印象に残った。

https://youtu.be/lfYu998POWk

見えないヤツは怖い。見えない数字もね…。
それにしても、最近は地震が多い。今、直下型地震でも来たら…それこそ『日本沈没』だぁ。
と、ネガティブになってはいけない。暗い連想を捨てて、前向きに歩き出さなきゃね。

グランド・イリュージョンに騙されるもエ~ガね

桜が咲いた。桜の花を観ていると…自然界のイリュージョンだという気がしてくる。

https://youtu.be/wWAYwnujb6I

『グランド・イリュージョン』はルイ・レテリエ監督による2013年のアメリカ映画。原題は「NOW YOU SEE ME」。

フォー・フォースメンと呼ばれるマジシャンチーム。アトラスら4人のイリュージョニスト。彼らが銀行強盗をする。それを追うFBIのローズ捜査官は、種明かしを仕事にしているサディアスに協力を求める。

これの続編が『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』だ。
映画という表現そのものがイリュージョンだから、特には驚かない。でも、こういうトリックも楽しい。

マジックの真髄として、ミスディレクションという言葉が何度か出てくる。観客の注意をそらすという意味。つまりは相手に気づかれずにウソをつくことだ。

マジックはユメのあるウソかもしれない。
やさしいウソがあるように、許されないウソもあろう。

政治関連のことはできるだけ書かないようにしているが、築地市場が豊洲に移転することになった経緯なども…一種のミスディレクションだという気がしてならない。ファクト・チェックは必要だろう。


マッチスティック・メンにだまされるもエ〜ガね

『マッチスティック・メン』という映画を思い出した。親子の詐欺師コメディで、監督はリドリー・スコット。あまり知られてないかな。

http://www.youtube.com/watch?v=1JL0OeN4Wvg

ロイ(ニコラス・ケイジ)は詐欺師で、金を貯め込んでいる。詐欺師の相棒はフランク(サム・ロックウェル)。ロイは極度の潔癖性に悩み、精神科にも通っている。ロイのもとへ、別れた妻との間の14歳の娘アンジェラ(アリソン・ローマン)がやって来て、彼は翻弄される…。
それにしても、ニコラス・ケイジはこういう役がよく似合う。すごくいい。

信用詐欺(コン・ゲーム)を扱った映画では『スティング』が有名だ。
タイトルは忘れたが、旅の途中で賭け事をして大負けをするフリをして稼ぐ家族の映画もあった。「お父さん、もう賭け事しないで!」と子どもが泣き叫ぶのも…すべて演技だったというような痛快な話。

だましだまされる映画だが、だまされることに心地よさがあり、『マッチスティック・メン』は感動的だった。実はこのときに14歳の娘を演じたアリソン・ローマンの実年齢は10歳以上も上だった。それもだまされる内だったのだ。

どうしてこの映画を思い出したのか。
ネット上で、若く見える女性が話題になっていたからだ。
「彼女は妖怪か妖精か」という声があったが、これはもう詐欺的な若さ!
http://rocketnews24.com/2014/02/28/417962/


今回の映画日記は短い。わしもがんばれば短く書けるのだ(笑)。
このブログも2ヵ月半過ぎた。がんばって短いのをたくさん書こうと思う。

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