口直しにミッション・インポッシブルを観るもエ~ガね

キャッチ・コピーは「トム・クルーズ史上№1」だった。新作の『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のこと。初日に観た。
なぜそうする? なぜそうなる? 最後まで誰にも何にも感情移入できなかった。いや、最後どころか…途中で帰ろうかと思った。トムだから最後まで観たが、「№1」どころか「トム・クルーズ史上ワースト1」ではないだろうか?
『ザ・マミー』の予告編をつくった人はうまい。ソソられたわしがわるい(笑)。


口直しに『ミッション・インポッシブル』を観た。何度か観ているが、おもしろい。カッコイイ。この当時、トム・クルーズはおじさん年齢粋のはずだがアクションも若々しい。

https://youtu.be/xBjFCFNs__Q

いわゆる「スパイ大作戦」のリメイクだ。内容はいわずもがなだろう。いい意味で、往年の「スパイ大作戦」ファンを裏切ってくれた。ジョン・ボイドが、アンジェリーナ・ジョリーのお父さんだが…ユニークな役まわりを演じている。
何度目かの観賞だとストーリーがわかっているから…研究心で観るゆとりがある。演出、カメラワーク、編集も見事。やはり、ブライアン・デ・パルマ監督はうまい。こうでなくっちゃね。




それはともかく、マミーといえば…近しい人のお母さんが亡くなった。一度だけ一緒にお酒を呑んだことがある。世を終えた人に思いを馳せ…噛みしめている。それが生きている者の務めだ…。


サウスポーがエキサイティングでエ~ガね

『サウスポー』を観た。感動した。
いわゆるボクシングものだ。元チャンピオンが人生のダメージから再起する。よくあるテーマだ。でも、感動した。

https://youtu.be/OYGkDqO-7Os

監督はアントワーン・フークワ。『イコライザー』のときも思ったが、カメラワークと編集がうまい。監督も一緒にボクシングの練習をしたというからすごい。ボクシングは映画に向いているんだろうとも思う。

チャンピオンのビリー・ホープ役をジェイク・ギレンホールが熱演している。わしは『ドニー・ダーコ』が大好きで、それ以降…彼が出る映画はよく観てきた。クセのある役が多いが、彼の役作りはすごい。映画に体をささげるというか、全身全霊で演じる俳優なんだろう。

奥さんのモーリーン役のレイチェル・マクアダムスは美人でかわいかったし、何といっても…パパの試合に一喜一憂する娘がかわいくいじらしかった。あれは演技だろうか。それとも、何かを見せてあの表情を引き出しているんだろうか。

主人公のホープという名前には希望という意味がある。「これで前に進める」という言葉には感動したし、勇気をもらった気がする。過去を捨てなきゃ前に進めないんだ、と…。

Mi ローグ・ネイションを観直すもエ〜ガね

同じスパイものでも『ミッション・インポッシブル』は荒唐無稽で明るい。いわば、マンガチックです。
こっちもしっかり劇場で観ていますが、『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』をDVDで観直してみたのです。しかも、コメンタリーで…。得るものがたくさんありました。

https://www.youtube.com/watch?v=0TkkY3WAmFk

わしはコメンタリーが大好きです。そこでは、トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督が画面について細かくしゃべっている。映画がスピーディだから会話が間に合わない。

驚いたのは…ストーリーの基本路線を決めただけで撮影に入ってるってことです。「撮影を始めよう。細かいことはあとで考えよう」と、まるで香港映画の制作みたいな…そんな感じを受けましたね。「観客のハラハラと違って、我々は仕上がりをハラハラ心配してた」とかね(笑)。

とにかく、おもしろくするには…すばらしい“絵”を撮るためにどうすればいいか、映画と現実とのギャップをどう埋めるか。それらをつくりながら考えていたようです。「つないでみたらツジツマが合わないから、あそこはあとで撮影して加えたんだよね」とかって感じ。プレミア5日前で未完成だったというから驚いてしまいます。

俳優陣が皆、魅力的。IMF仲間も悪役も…皆、すばらしい。
謎のレベッカ・ファーガソンはいうまでもないのですが、最初にレコードを渡す彼女は誰でしょう。チャン・ジンチュー? ファンになりました。彼女の撮影場面は時間がかかったと語ってましたね。

鏡の場面での手前の人物が代役で、映り込んでるほうが本物っていうのも新鮮な驚きだったし、バイクの走行シーンでは「膝が地面をこすった」といったましたね。トム・クルーズ…あの笑顔の裏で、映画のために命がけで演じてる。ま、そんな話がコメンタリーにはいっぱいでわしは好きなんです。

トムはプロデューサーとして監督に「君はよくやったよ」と語り、俳優として応えたりもする。
トム・クルーズという人は観客との距離を一番に考えているように思いました。「登場人物を味わってよ」「映画づくりの大変さを一緒に味わって楽しんでよ」といってるように感じました。その意味でも、プロデューサーと主演を兼ねるというのはベストの…賢い方法なのでしょうね。


スペクターを観て黄昏るもエ〜ガね

『007 スペクター』を観ました。ワンショットを感じさせる…まるでタバコでも買いに行くようにビルの屋上部を歩いて仕事に行くイントロにシビれました。『スカイフォール』もそうだったけど、オープニングだけで映画1本分の価値があるかもしれません。『スカイフォール』につづいて、今回も監督はサム・メンデスです。

『スペクター』には随所にこれまでの『007』へのオマージュ的要素が含まれていて、楽しませてくれます。たとえば、レア・セドゥと会うシーンは『女王陛下の007』だし、列車でのアクションは『ロシアより愛を込めて』を思い出します。クリストフ・ヴォルツの詰め襟はどう観ても『ドクター・ノウ』ですよね。

ただ、観終わって…寂寥感のようなものが残った。007の過去が背景にあることもその理由のひとつでしょう。いや、過去を描くということでいえば前作の『スカイフォール』もそうだったのですが…今回は、彼に「自分に別の生き方があったのだろうか」という考えが芽生えたようにも思えて…淋しい気持ちになったのかもしれません。

余談ですが、Q役の俳優って吉岡秀隆に似てませんか? わしは彼を思い出してしまう(笑)。

24作目でしたっけ…。もう、007の時代じゃないんでしょうね。現実のほうが映画以上ですもんね。ありがと! おおきに! だんだん! ダブルオーセブン疲れさまといいたいです。
DVDが出たら、きっともう一度観るでしょうけどね。

わしにとって、007といえばショーン・コネリーしかいないのですが、ダニエル・クレイグもまた…彼らしい今までにない存在感を残してくれましたね。

https://www.youtube.com/watch?v=peTvBjl8Zck



イコライザーになるもエ〜ガね

ふと、大昔に観た『タクシー・ドライバー』を思い出したりもしました。
『レオン』や『アジョシ』などとも同類の映画なのかもしれませんね。

https://www.youtube.com/watch?v=oD7mOZTBES8

監督はアントーワン・フークア。『イコライザー』の主役はデンゼル・ワシントンですが、彼と子役時代のダコタ・ファニングが共演した『マイ・ボディガード』を思い出しました。ダコタに替わるクロエ・グレース・モレッツも出ていますしね。
でも、もっと近いのがテレビの「必殺仕置人」です。そう、そういう映画です。

わしはデンゼル・ワシントンという俳優が好きなのです。寡黙で知的なイメージだからです。ありがちというか…ありふれた設定の映画なのに、彼のおかげでひと味違う作品になっていると感じました。

静かに読書する姿もデンゼルには似合う。「大切なのは体力・知力・心」とかってセリフも、あの静かな声でいわれると心地よく伝わってくる。この映画は「大切なのは生まれた日と、生まれた理由を知った日だ」とかってナレーションから始まる。基本的に真面目な映画なのです。

真面目で正義感が強いゆえに悪事は許せない。ホームセンターに勤める主人公が悪事に立ち向かう。主人公はウソみたいに強い。でも、デンゼル・ワシントンの存在感のおかげでウソではなくなっている。…と、そんな感じを受けました。

相手をやつけるとき、彼は瞬時に状況判断をする。映像ではそれを超スローモーションで表現するのです。知的でカッコいい。

悪役がこれまたすごい。全身に入れ墨をしているのですが、その男がソファでのけぞり…夜の街にかぶさるかのような場面がありました。まるで悪魔が降臨するような大胆な表現。いいですね。

『イコライザー』は映画館で観ました。最近、DVDでもう一度観たのです。
ふしぎなことに、なぜか映画館のときよりも味わい深く…充実感を覚えた。映画館では物足りなく感じたはずなのに…。
実は…逆の場合もあるのです。映画館ではおもしろかったのに、DVDではそれほどでもないと感じた経験がある。理由はよくわかりません。おそらく、画面の大きさとかもあるんでしょうね。
ここにも探求の課題がありそうです。

クロエ扮する少女にデンゼル扮するおじさんが語りかける。「なりたい自分になれるんだよ」と…。どこまでも、強くやさしい読書好きなおじさんです。いいですね。
もう、これ以上はいわないでおきましょう。

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